大塔山--おおとうやまー海抜 1212米

熊野の鎮山というべしとある。法師山、百間山等の突出したピークと縦走路で繋がっている。大塔山の主峰は二の森だが、一の森もあり、その中間が、たわんでおり、鞍部となっている。高低差約70-80米程度であろう。問題はこの山の登山口へのアクセスである。我々は苦心した。それは一に友の運転技術の正確さと好意とに依存している。今回は、安川渓谷の安川林道経由の安川登山口である。

@登山口へのアクセス
大塔村の合川ダム近くの宿を出発午前6.57−富里を右折しR219をー宗小屋橋午前7.40ー登山口午前7.53.宗小屋橋までの林道は落石が頻繁な道路らしくアチコチニ見られる。
宗小屋橋を渡ると道が分かれている。突き当たりに道標がある。左は本宮への林道。大塔山へは右の舗装の無いガラクタ道を進むこととなる。大は約30センチから無数の落石が道路に散乱しており、さぞかし運転には度胸と技術が必要だと友人の義侠心に深く敬意と感謝。約15分で林道終点、ここに鉄板の橋が架かっている。乗用車は十分渡れる、渡れば右側に5-6台は駐車可能の広場がある。大塔山登山口という小さい道標が、左側の谷の道と思えないような瓦礫の頭上にかかっている。一旦谷沿いに降りるように進むと自然と登山道へ進む。

A登山道
杉林の実に急登である。エンエンと登る、小さい瓦礫の歩きにくい、木の根がむき出している。テープをキチンと確認すれば心配なく登山できる。
登山開始、午前8.10−稜線にある法師山への縦走分岐点ー午前9.10.ー一の森午前9.45−ここから鞍部へ降りる。二の森の主峰へは降りた分だけ登ることとなる。大塔山到着午前10.40.ここで昼食休憩。
下山開始午前11.45.一の森午前12.10。法師山分岐午後12.35.下山口午後13.18.

B帰途の温泉ーー「乙女の湯」
宗小屋橋午後13.42−修験の瀧午後13.45.素晴らしくいい瀧であった。同じ道を引き返して富里の温泉に入る。