播州・鹿島神社兵庫県高砂市阿弥陀町地徳
祭神はタケミカツチの命、フツヌシの命とある。聖武天皇勅願により国分寺の鎮護の神として奉祀された。高御位山にはこの右写真の赤いお稲荷さんの鳥居を潜って抜けると登山道に出る

鹿嶋神社は、遠く聖武天皇の勅願によって国分寺と国分寺の東院として大日寺が建立された時、その鎮護の神として奉祀。天正6年(1578)羽柴秀吉が、神吉城攻略の際、この地方も戦火を蒙り灰燼に帰したが、幸いにも御神殿は焼け残りる。歴代姫路藩主の崇敬篤く、祭礼には、常に特使を派遣され奉斎された。また、享和元年(1801)の書である圓誉上人の掲額「鹿嶋大明神」や古い絵馬で窺え今日に及ぶ。当神社は、一人一願心を定めてお詣りする時その願いは必ずかなえられる霊験の著しいことをもって"一願成就の神"として有名。また鹿島神社は参道には全国でも五本の指に入るというチタン製の巨大な鳥居がある。