姑息な男・福田官房長官

ここに3月26日の閣議の模様を報道したものがある。

「閣僚が決裁書類に署名している間、福田康夫官房長官が「時間の節約」のため閣僚に自由発言を促したところ、中川氏が尖閣問題を取り上げたのが発端。これを聞いた福田長官が公式記録に残らない閣僚懇談会に切り替えたため、中川氏は「閣議で閣僚発言なしというのはよくない。毅然たる態度で日本の主張をはっきりさせるべきだ」と主張した。そのうえで「首相らが冷静、沈着な対応を求めるのは分かるが、言うべきことは言った方がいい」と強硬論を展開した。

国家として、これは何たる異様なことか。このような、内閣官房長官が居るということは実に由々しきことである。中川大臣の発言は当然である。このような国益を守るべき内閣の取りまとめ役がいるということは、この日本国は一体全体どうなるのか。内閣の中心は総理だが、政府を政治的に取りまとめる、この福田がこのようなことでは、私のような小泉総理でよいと思うものでも、これは日本国の為に福田を更迭すべきだと主張しなくてはならない。
福田は、矢張り、コソコソと斜めで発言するが、福田の性根はどうやら自己保身というサラリーマン的なものであろう。どうして、小泉総理は、このような人物を内閣の要に据えるのか。靖国神社に替わるものを作ろうとしたのも福田である。

福田官房長官の更迭を要求する。日本は堂々と中国に言うべきことをいわくてはならぬ。言わないような人物を官房の責任者にする小泉総理、あなたは、何を考えているのか。重大な疑問を呈する。平成16年3月27日