勇気も気概も欠ける民主党若手議員

菅直人君が、実にブザマな辞任劇を夫婦とも演じた。このような出処進退しかできないとは、師表に立つ人間としての素養、資格が欠如していた事の証左である。これはかねてから私が指摘し指弾してきた通りである。

後任党首を誰にするか、興味津々であった。一夜あけると、あの亡霊のような、腕力はヤクザのようにドスを利かす小沢一郎君というではないか。これは、どうしたことであろうか、摩訶不思議、誠に以ってこの民主党とは問題が多い政党である。なぜか、

1.先ず、最初に言いたいのは、国会議員が246人もいると言うのに、若手が尻込みして、一人も立ちあがらないということである。困難に対して勇気も気概も欠如している、最近の大学生のようにボンボンの、甘ったればかりではないか。こんな政党では、日本国を統治する力量はないと断じることができよう。菅直人のように「口舌党」なのであろうか。なさけない、途中からきた、自民党あがりの、手垢のついた、老齢者にまかせるなんて、ナンセンスの、不甲斐ない若手ばかりだ。こんな時こそ、敢然と決起しなくて、なにが国家をリードできようか。民主党の議員を軽蔑してやろう。

2.次に、菅党首の時に、年金法案を本会議で執行部指導通り賛成した。公党の約束であり当然である。その時に棄権した小沢一郎が、一夜明けてみたら岡田幹事長自ら頼み、民主党党首とは、唖然というのが実感である。民主党は夢遊病者なのか、党格欠如病ではないか。

3.ここは、公開でお得意のマニフェストで選出しなくては、民主党は、言うことと、する事の全く違う政党だということとなる。蜜室政治そのものではないか。お粗末で自民党批判なんか出来ない。

4.要は、若手議員の志が低いこと、勇気も気概も欠如していること。言いたいことを言うだけの議員ばかりで、無責任な議員の寄り合い所帯に過ぎないと断じてよいこれでは、天下・国家を論じる資格はないのではないか。平成16年5月13日