民主党・菅直人党首の幼児性

今国会の厚生労働委員会の審議風景をレポートしたが、呆気にとられたような幕引きで政府案が可決成立した。そして夕方のテレビの報道によると

1.民主党の菅直人党首が厚生大臣時代に国民年金保険料の未払いがあったというではないか。菅君は、閣僚3人を「未納三兄弟」とか悪し様に攻撃していた。なんというテイタラクナ、ブザマナ男であろうか。恥を知れ、菅直人よ。

2.唖然、あいた口が塞がらないとは、まさにこのことであろう。
それなのに、記者会見では、ミスがどこで起きたか分らない、責任は行政に在るという。自分に落ち度はない、責任は無い、というのだから、これは将に幼児である。礼儀も作法も知らぬ、未成熟な非行少年と同様である。菅直人は、このような人物である。政治家として人の師表に立つ人物に非ず。

3.菅直人君は、人を攻撃するばかりで、師表としての自覚が毛頭無く、教養としても、人間として未成熟であると私は批判してきたが、これで立証され、矢張りと納得した。そして、これにより菅君の人物器量は完全に天下に露呈され宰相たり得ない人物と判定された。


4.自分の事を棚に上げて、人を攻撃するばかりの男だとの決定的な証拠が暴露されたからである。これは青二才の未成熟人間である。これが野党第一党党首とは実に哀しい日本の現実である。

5.道理で委員会審議が実に中途半端なまま終了した。理由がこれであったのだ。古川元久とか、活きの言い青年議員は党首の党略に利用されたこことなる。啖呵を切っていたのに親分がこれではね、党首交代したら如何。

6.弁明の巧い、菅君が言い訳するであろうが、これ以上、聞きたくないものだ。見苦しい。

7.これで少しも恥ずかしくないとしたら菅君は唾棄すべき人物である。

8.この事実だけで菅君はトップの器でないことが明々白々となった。
みっともない男だと思う。常日頃、相手を悪し様に攻撃するだけの人間が、自ら墓穴を掘ったに過ぎない。所詮は自分の甲羅に似たことしかできない。菅君のような人物が野党第一党の党首とは、日本国は危ない。甘さがあるが鳩山君は流石に人物がいいよ。人の上に立つ資質は鳩山君のほうが文句なしに上だ。人を攻撃するだけでは組織・国家のガバナンスは無理だ。企業なら、破綻の命運が待つだけだ。

9.
私はこの保険料納付問題は、基本的に誰でも善意で起こり得る、制度上の問題だと思っている。制度仕組みの是正が肝要である。

菅君は足軽、陣笠程度の男と決定的な印象を国民が保有した。国民はこの菅直人に期待などしないであろう。民主党は代表を変更したほうがいい。
平成16年4月28日