菅直人はカンが悪い

福田官房長官が年金問題に関して、責任を取り辞任した。私は、これを聞いて、あっ、これでまた菅直人君は、一歩自民党に先手を取られたと思った。政治的カンの悪い男である。分析してみる。

1.自分の息子の議員さえ未払いであり、天下の醜態であるのに、自覚のない、往生際の悪い男である。
2.民主党の副代表である小沢一郎さえ、菅党首の辞任を要求している。
3.内閣を代表して官房長官の辞任であれば、対抗上、野党責任者の辞任と、矛先が菅党首に向かうのは必至である。共産党の未払い議員は辞任している。
4.菅党首は辞任を否定しているが、これで民主党は決定的に不利となる。政治的カンの悪い男だ。日本人は潔い男を好むのだ。菅君は人間の心理が分らぬようだ、あのニヤニヤ顔がどれだけ嫌われているのか知らないのか。不誠実の印象であることが。菅には「実と誠」が欠けている。
5.しかも、民主党内では若手が菅党首の辞任を要請しているというのにである。
6.菅は、この場に及んで、ふたたび機会を失った。益々追い詰められるであろう。
7.これは、菅直人君が、野党第一党という立場と、公党代表であるという認識が無いことを証明している。
8.いつも陰の内閣と言っているではないか。菅直人は、
常にが先行している証拠が欠けている。言う事とすることの違う民主党である。この問題であっという間に法案成立賛成とは、私優先の証拠、あの委員会の無駄は一に民主党の責任である。無駄な国会委員会費用の返還を民主党に要求する。
9.陰の内閣の総理は、表の内閣の官房長官に匹敵する立場である。
10.菅直人を笑ってやろう。
出処進退の素養も教養も無い、口先だけの男であると。これこそ人物として国家を委託できる人物でないことを証明するものだと。
11.妻の記者会見まで動員して言い訳する様は異様であり、カンの悪い菅直人は、どうしょうもない、自分の立場の分らない未熟人間だ。
平成16年5月7日