鷲峰山(じゅうぼうざん) 海抜921米 花の山 鳥取県鹿野町

鳥取県東部では、高い山である。鳥取市内とか鹿野町から見ると鷲が羽を広げたように見える。山頂付近にはブナの大木の樹林帯がある。鹿野町から登山するコースは過去に数回登山したので。今回は初めてである親友と共に反対側の鳥取市は安蔵森林公園からトライした。市内から35分で、快適な道路でアクセスできる。この登山口からは歩行時間2度間50分、標高差320米とあるが、中々どうして、炎天下の蒸し暑い32度の故かも知れぬが、もう汗ブルブルでシャツの胸ポケットの行程表は汗でダメになった。小さい虫が顔に煩く接近してくる。珍しい白い花が数種あった。その他、ホトトギスオカトラノオウツボ草、それに萩の花が咲いていた。安蔵峠からは、丸太の実に急な階段が、延々と続いて、こんなにハードであったかと思い知らされた。山頂は蕨の繁茂している場所だか、夏草が高く生い茂っていいた。親友は花に造詣が深く私の間違いを常に訂正してくれる得がたい友なのである。トラノオもオカトラノオだと教えてくれた。モミジカラマツらしき花であると指摘もしてくれた。友は、この山に来春再び登山したいと言う、それは、この山は中々の花の山だと直感したというのだ。案の定、帰宅して調べて驚いた、花が実に多いのである。楽しみな山、そして、都会に近かったらもっと有名になるだろうと確信した。多くの人に知られないほうがいいとも思う。
どんな花が咲くか、調べてみた、実に植生の豊かな山である。
イチリンソウスミレキケマンミスミソウイカリソウミツバツツジサンカヨウ葉ワサビウシハコベアオキジロボウサンゴサクシュンランチゴユリムシカリユキザサイワカガミミヤマシキミフジドウダンツツジ等である。花の山と言えるのではないか。イチリンソウ
イチリンソウ実に植生の豊かなて下山、途中で野生化した葉ワサビやワラビを摘んで2時間で駐車場所へ。快適な登山だった。

平成16年7月6日 快晴 

行程
鳥取市内からマイカーで35分
安蔵森林公園 10.20
同    出発  10.55
安蔵峠      11.25 ここに到るまで道標が明瞭でない。途中休憩 15分
鷲峰山山頂   12.58 昼食休憩47分
同   出発   13.45
安蔵峠      14.40 ここでお茶とフルーツ休憩15分。
登山口      15.20

合計タイム   4時間25分 実際歩行タイム3時間8分