全山ツツジの用瀬アルプス 平成30年5月17日 日本海新聞寄稿

それは用瀬町、三角山とおおなる山を中心とした連山、
淡いピンクの小葉三つ葉ツツジが淡緑の新芽の中に広がっていた、
街からは見えなくて残念。
久しぶりに三角山正面から登り改めて自称・因幡槍ヶ岳こと三角山頂の大巨岩に
鎮座まします猿田彦神の社前に展開する大パノラマ風景に感動した。展望は文句なし、
千代川の清き流、青き日本海、因幡街道はのどか、明るく正に春爛漫。
我々6人も歓声を高らかに挙げた。三角山頂裏裾の大岩壁に感嘆し見上げつつ回る、
おおなる山への稜線に出ると三角山の表大岩壁の偉容に感激は更に高まる、
山紫翠明の日本画を仰ぐよう。おおなる山への稜線歩きは最高!

稜線眼下の双方に展開するツツジは途絶えることはない。少しばかりのスリルと
度重なるアップアンドダウンは縦走の醍醐味!岡山側の三国山、鷲望山、兵庫側の扇山、
氷ノ山も遠望。おおなる小屋が完成、材木運びは大変だったろうと苦労を偲ぶ。

山道の整備も完成度が高い。鳥取県の山は間違いなく西の大山と東の用瀬アルプスが光る。
おおなる山の新しい山頂標識前には素敵なベンチ、我々はノンアルで乾杯し夏の思い出などを大合唱、
こだまは響き渡った。この山系は蒜山三山縦走に負けない全国版ツツジ山であると全国150名山を
踏破した愚生も唸る。最高峰・洗足山直下に早くもシャクナゲも開花し感激。完成度の高いルート
となった、聞けば用瀬エコ会長の田淵貴久氏の燃えるような郷土愛に引き寄せられた地元人と
町役場元建設課長・坂本氏との阿吽の呼吸が源泉らしい。小屋資材3トンも田淵氏らの情熱の
しからしむもの。この山系に過去と比べて登山者は10倍増、魅力溢ふれる連山だ!


おおなる山頂にて  


  三角山山頂

 

 


 おなる山への稜線からの三角山の岸壁

 


  おおなる山小屋看板は愚生揮毫