中国の目論見を検証する
1.
三大・国際高速鉄道網の構想
---新シルクロード構想であろう--
1欧亜 北京とヨーロッパ
2.中亜 北京とアジア諸国
3.汎亜 汎アジア諸国
---中国の資本と中国のモノマネ技術、中国人労働者
で賄う--
因みに、世界外貨の六割に相当するものが東アジアに
存在する。中国は4兆ドル日本は1兆ドル外貨準備
2.
AIIB アジアインフラ投資銀行
--経済柵封体制の構築--
野心的な銀行、アジアインフラ投資の政治的銀行
これにより参加国は自縄自縛となり中国の柵封下に組み込まれる。
3.
BRICS銀行 IMFを凌駕を画策
ロシア、ブラジル、インド、中国、南アフリカ
資本金500億ドル、本部上海。
--これは、IMFを凌駕し君臨する狙いがある。
4.
自由貿易圏 中国の経済領土拡大を狙う
TPP 環太平洋連携協定 日本・アメリカ等
中国は非難している大きな規模。
FTAAP 中国中心アジア太平洋自由貿易圏の加速狙う。
FTA 自由貿易協定 中国軸に東南アジアと締結
オーストラリア、韓国参入。
---新シルクロード構想であろう。
5.
米国体制の脅威――世界金融権力構造の地殻変動
IMF専務理事が本部をワシントンから北京へ移転を表明。
6中国の札束外交に翻弄されるヨーロッパ
1.
ドイツ 極端に多い中国向け輸出高。
2.
イギリス 2兆円以上の商談締結した直後に
香港自治50年協定の否定した中国。
中国首相が英国王に面会させた傲慢。
札束外交に翻弄されている。
7.世界石油メジャーを翻弄 中国石油資本
BPM
世界最大の石油メジャー英国BPM?と2兆円の商談成立。これはアメリカと英国へのクサビである。
ロイヤルダッチシェル
英国とオランダの二重国籍企業。
これらと中国石油会社は組み「地球戦略連合」を結成している。
結語
1.
エネルギー資源を握るものが価格決定権を含めたイニシャチブを握る者が世界を支配する。のが過去の掟であった。海洋強国を狙う習近平チャイナは、アメリカを完全に排除する形で進行形のように見える。
2.
チャイナの敵は「アメリカそして日本の安保」であろう。
3.
南シナ海はやりたい放題である。
4.
日本の安倍首相だけ、いいなりにならぬのに不快な中国の習近平であろう。日本は歴史的にそうであった。
5.
未来には、中国は「新しい世界秩序」の覇者たらんとしている。
6.
世界の権力構造に地殻変動が発生しているのだ。
7.
このように観察してくると、中国共産党は、世界の金融、資源、貿易、経済で絶対的基盤を確保しようとしていると断言できる。
こうして俯瞰して見ると、中国の敵は、やはりアメリ
カであり日本であろう。我々は核兵器を持たねばなら
ぬ時かもしれない。
アメリカの中には、日本に心良からぬグループが存在
している。難しい環境が迫っているのし事実である。
我々、日本人は団結して進まねばならぬ。
平成27年1月20日
徳永日本学研究所 代表 徳永圀典