中国の毒物は世界を揺るがす



      これで納得、日本・中国「道義」考
 

@国際法を片っ端から破る、平和条約で完了した問題を蒸し返し官製デモで他国に圧力を加える非礼。ウエストファリア条約は他国の宗教に触れないのが近代国家の原則だが中国は他国の信仰に言いがかりをつける。宗教を認めない国が他国の宗教に口ばしを入れる厚顔と矛盾。

戦後、数多く周辺国を侵略した中国が戦後日本を軍国主義と嘘をつく。自国の都合で外交悪化もすれば激変友好もする義も恥もなき鉄面皮中国。
日本は義に基づき誠をこめて約束を厳守し我々の税金を注いできた。
毛沢東「日本皇軍のお陰で中国共産党が民国に勝った、日本は謝る必要はない」、周恩来「子々孫々まで覇権を求めない」、これでは中国は嘘つき国である。

昭和27年講和条約締結時、中共は政権党でなく相手は中華民国。戦争相手でない中共にこれ程まで難癖をつけられる国際法的根拠は皆無。条約は後に成立した国が引き継ぐが、民国の後を継ぎ国連常任理事国となった中共、民国が約束した条約は無関係というなら常任理事国の資格はなく自己矛盾。講和条約参加国以外は東京裁判に言及せぬのが国際常識。

中国の如き理不尽な国は珍しい、さすが夜郎事大の後進性、道義・法治・恥知る国なら出来ない。
王駐日大使「国と国とはお互い約束を守ることは何より大事である」と、あほらしくて物が言えない。

A中国のこの道義・礼節を欠き、恥を知らぬ所以はなへんから来るか。共産主義の人間性荒廃にも起因するが、元々、孔孟思想は建前の国なのだ。古代中国の儒家は道徳観を持ち五倫・五常を説いたが欠けていたのは良心である。仏教は因果応報を思い現世の行いを慎む良心を持つ。中国人はあくまでも現世利益を貪ることのみ執着する。現世の徳目、道理・道徳を無視し権力者の現実的力だけを恐れる。

仁義道徳は中国社会では表面的な方便に過ぎず元々、不講道理なのだ。また、中国の儒家には心からの動機が欠落していた。政治と徳の偽善を古代から中国民衆は知っており、徳を以て天下を治める理想は喪失し権謀術数の
指桑罵槐(しそうばかい)の社会となっていた。

Bだが日本は古代儒学を大いに受け入れ、特に「義」の概念は武士道の根幹にまで昇華した。本居宣長は日本の和歌や文芸こそ「儒仏による善悪にあずからぬ事」と論じ、日本古来の「いにしえ心」、「和心(やまとごころ)の如く仏教儒学とかかわりなく醸成されてきた日本精神が存在するとした。
朱子学の思想検証儒教の本質に迫るべく山鹿素行、伊藤仁斎らが古学と称し仁義忠信探求した。彼らは儒学の義から出発して神道の精神である清明心から説き起こし日本独自の至誠という観念を確立した。

至誠中国儒教の形式主義を超え義に心魂を入れただと私は思う日本人古来孔孟を身につけ更に日本独自の思想に高めのだ

C平安時代以降日本文明は世界八大文明の一つであると文明の衝突の著者・ハンチントンが指摘した通り日本文明は中国文明を超えていた

D更に江戸時代には孔孟思想超えて日本民族の精髄である「至誠」の思想止揚(しよう)したのだ。日本人背骨となった誠」を以て我が国は戦前戦後、終始一貫、国際的にも対処してきたのである。

E近代中国は儒教を封建思想とし、共産主義の批孔批(ひこうひ)(もう)により完膚なき迄に孔孟思想は息絶えて道義と恥の観念完全に壊滅し形骸化しているのだ。これで納得できるではないか。
            
徳永日本学研究所 代表 徳永圀典