メディアの報じないこんな重大ニュース
アメリカ連邦議会に、こんな会議がある。
CPDと言う、COMMITTEE ON THE
PRESNT DANGER
訳すれば「現在の危機に対する委員会」である。
今回発動したのが4回目であるが、過去の議案を調べると、
第一回
1950年12月。敗戦後5年であるが、テーマは「ソ連の侵略行動に対処する」である。朝鮮戦争勃発時の緊急国家総動員体制であろう。
第二回
カーター政権直前、1976年11月、テーマは
「ソ連の覇権の脅威に対処」である。
第三回
2004年、アメリカのビル爆破のテロ対策である。
全て国家的大問題に対処する議会の会議である。
いかに主要なものか分かる。
実は、昨年第四回の会議が行われた、恐らく殆どの日本人は知らぬであろう。メディアの問題意識すら無さそうである。
それは、2019年3月25日、第四回目の委員会を設立した。テーマは「中国」であった。現在の危機なのでありトランプ政権は「本気」なのであるがメディアは反トランプ一色であり無視に近い。初めて問題が中国になった10か月である。
これが何を意味するが、
アメリカは本気で中国封じ込めを決断している。
このCPO委員会のメンバーを見ると
連邦議会議員の他に、前政権の情報官、中国専門教授、戦略ミサイル防衛専門家、宗教家、シンクタンク研究員など外交、国防、政治、宗教の専門家や、人権活動家、天安門事件当時の民主活動家、トランプ側近のパノン氏の名もある。
執行委員会と秘密委員会があるらしいが、さらに
世界的な超大物も秘密裏にメンバーとなっている。
昨年3月25日から、アメリカは「反習近平体制」に踏み切っている。一部国際金融家も委員とされている。
このミッションは、目的は
「中国共産党政権を潰させるため」である。
昨年4月の講師はパノン氏であった。
去年、そのパノン氏が緊急来日している。2019年3月です。このCPO立ち上げた時です。
日本で、パノン氏は真顔で発言している。
「トランプ政権は国家主権を取り戻す為の政権だ」。と語っているのです。
中国の赤い毒牙がアメリカの政治や軍、企業、アカデミーの中まで浸透している状況への危機感があふれていたという。
そして発言は日本へりものであった。
それは、
「手遅れになる前に、同様に侵犯されている同盟国・日本に伝えようとする意識である。
パノン氏曰く、
「このままでは、日本は五年、十年の内に中国共産党の枝葉の場所になる」
「各国の政治が連絡事務所となり、国民は奴隷労働者に成り下がる」と。
何も手を打たなければ、世界同時革命を夢見るマルキストの習政権が日本も支配下に入れ属国化する」と
警鐘を鳴らしていたのです。
メディアは知らぬ顔です。
国会議員もそうです。
日本は一体全体、どうなっているのか、
平和ボケ、国家の危機感がない。
野党は実質、知らぬ顔で協力しているのだ。
令和2年2月3日
徳永日本学研究所 代表 徳永圀典