那智山・烏帽子山 新日本百名山・関西百名山   和歌山県那智町
初めて烏帽子山に登山したのは平成15年12月17日だから、丸五年前のことである。最近は岩崎氏の選定になる「新日本百名山」らしいが関西百名山である。下山は神域本谷の二の滝に大感激したので再度と企画したが、生憎と直前の大雨で渡渉を危惧し、今回は新宮は、清流「高田川」の上流、俵石の廃村跡を経由して登頂した。雲取温泉にゆっくりして休憩もなく、我々には極めてのんびりした登山であった。翌5日は、笠丸山の予定だが、あの水量豊富な桑の木滝の上流で二度渡渉もあるので、親友は急遽、那智山の一つ「光ガ峯」にしようということにしたが素晴らしかった。

平成21年2月4日

ポイント 歩行 休憩 ポイント概況 備考
2月3日 鳥取 6:39 はくと2号、新大阪着9:28-くろしお9号発10:03 紀伊勝浦着13:59 レンタル、
高田川登山口 曇夜雨 林道事前確認。これが大切 雲取温泉。夜は終夜、雨。
2月4日 宿  快晴 8:25
登山口 8:30 8:40 林道終点、入口の道標が新しい。ここからは苔むした石と道、杉の樹林帯、陰湿そのもの。全く陽の当らぬ世界、杉の落葉や枯木が堆積されており歩き難い。 途中の今にも落ちそうな苔むした橋の早春ナンバーワンの「バイカオーレン」が綺麗に咲いていた。親友の話である。
俵石集落跡 9:15 0:35 樹林帯の中にも苔むした立派な石垣が往時の生活を偲ばせる。当時は、南斜面の陽の当る集落であったのだろう。 墓石、石臼、洗濯機などが散在している。彼らは、今何処へと感傷にふける。廃屋もある。石段を登った所に烏帽子への道標がある。
分岐点 9:30 0:15 大杭峠と烏帽子山への分岐点、烏帽子への稜線。 道標が明快、右が烏帽子。
大岩群 10:20 0:50 ひたすら登る、視界なし。大岩の場所から、烏帽子岩とかが見える。 ここから急な登り、巨岩を巻いてゆく。特急にロープもある。難しくはない。
烏帽子岩 909.2米 10:45 1115 0:25 0:30 ここで、付近を散策したた。 瓶子尾根付近の探索もした、かなりハードだと思われる。
分岐点 12:25 1:10 明日は、ここを右折。 光ヶ峯は右折し下る。
登山口 13:00 0:35 一路、那智勝浦の休暇村へ。ここの温泉は素晴らしい。 登山口から車で45-50分。
総歩行
4:20
休憩
0:30
実歩行
3:50
桑ノ木滝 日本百滝 凄い水量、笠丸山の山麓。