那智山・光ヶ峯 和歌山県那智町
那智山・三峯とは、大雲取山、烏帽子山そして光ケ峯のことである。那智権現が下った山とされ、「神光を放ちしによりて、光ケ峯と名づけし」と紀伊国図絵にある。
昨日よりは低山であるが、烏帽子分岐から一旦、渓谷沿いの道へ進む。樹林帯の中、再び廃屋の石垣が多数見られる。巨岩がゴロゴロしている、そこから、青い苔むした石ばかり、踏み跡の少ない道、渓谷沿いの道を源頭へと進む。。渓谷は、太陽が当たらないので石は全て苔で青々してたものばかり、渓谷の両サイドは高く、鬱蒼とした湿潤の世界で不気味である。踏み跡とテープを慎重に探し求めて進む、かなりの遡行を続けた。ここは高田川の源頭付近である。樹林帯の中に白い金属製の小さい道標があり、直角に右の斜面を登ると大杭峠であった。ここを左折し急な登りで稜線に達する。右折してピークを二つほど越えると光ケ峰、那智の三重の塔が美しく映えて見えた。
平成21年2月5日 快晴
ポイント | 着 | 発 | 歩行 | 休憩 | ポイント概況 | 備考 |
宇久井の宿 | 7:45 | 7時15分からのバイキング。 | サメのミリン漬けの干物が美味しい。 | |||
高田川・林道終点 | 8:28 | 8:30 | 峠道へ入る、昨日の道だ。 | |||
俵石集落跡の分岐 | 9:05 | 0:35 | 昨日は物見遊山の気分でここまで50分かけたが今日は35分で到着。 | 今日は帰るのと余裕を作り宇久井の温泉に入りたく頑張った。 | ||
小さな峠 | 9:20 | 0:15 | 杉林と集落跡に巨大な石が多いのに驚く。 | 昔は、のどかな山の辺の村であったのだろう。 | ||
渓谷道 | 9:25 | 0:05 | 鬱蒼とした谷、青々とした石を踏み歩く。杉の葉が堆積したり、枯木が散乱している。 | 歩き難い、不気味、一人ではとてもと思う。 | ||
源流近くの道標 | 9:50 | 0:25 | ここまでもも踏み跡はなくもテープを頼りに進む。 | この道標も足元に小さい。ここから斜面を登るがテープを慎重に探した。 | ||
大杭峠 | 9:58 | 10:00 | 0:08 | 0:02 | 静かな峠らしい雰囲気。 | 右は、烏帽子山への瓶子尾根、興味は深いが道が明白で無いらしい。 |
光ケ峰 685.5米 | 10:40 | 11:00 | 0:40 | 0:20 | 左の急な登りで稜線へ出る。稜線を右折して進む。頂上かと思うようなピークを二つ越えた。 | 那智の滝は見えないが、大雲取山、三重の塔などが展望できる。 |
大杭峠 | 11:30 | 0:30 | 下りの途中に烏帽子山の撮影ポイントがある。 | |||
小さな峠 | 11:55 | 0:25 | 中々、重量感のある遡行の下りも余裕。 | |||
分岐 | 12:18 | 12:28 | 0:23 | 0:10 | ここで林檎など食べる。 | |
登山口 | 13:05 | 0:37 | さあ、宇久井の露天、元気が出る。夕食は、駅弁当はなく | 駅前の食堂で「マグロ弁当」を調達し車内でビール乾杯、友よ、有難う。 | ||
総歩行 4:35 |
休憩 0:32 |
実歩行 4:03 |
帰宅は鳥取着23:16。はくとの車両事故で大延着。 | 紀伊勝浦発16:05-新大阪着19:51-発ひかり381号20:06-姫路着20:44 |