「コロナと日本の現実」

鳥取木鶏会 6月例会 徳永圀典

一、「人類の歴史は疫病の歴史」と別名がある。

 終息したと思っても必ず何年後かには必ず襲ってくるのが真実、これを忘れまい。

 完全ゼロを目指すか。一種の共生を目指すかの違いであろう。

絶対安全派と最小限度リスクは甘受するかの相違であるらしい。

 

日本人の感染率は世界的にとても低い、メディアは黙っている。あらゆるチャンスにメディアは安倍総理批判に活用している。立憲民主党の枝野、福山幹事長がネットで批判が実に多い、新聞しか読まぬ人は知らない。

 

日本人の生活様式

1.   挨拶 まず1米は離れてお辞儀。名刺交換。何度 

 も挨拶する。握手の余地はなく濃密接触なし。

2.   食事をする時は、先ず、おしぼり。

3.   帰宅すれば、履物は下駄箱、それからお風呂、あるいは手洗い。白人は靴のまま入室、ベッドで初めて靴を脱ぐ。黴菌が部屋に散布されている。

この挨拶と日常生活様式が世界の共通した文明へと進化するのではなかろうか。キスとかハグより遥かに文明的ではありませんか。

二、第二波は必然到来。

アメリカアレルギー研究所の研究によると

「気温22度、湿度50以上になるとウイルスの活動が収まる」と。気温と湿度と紫外線で夏場は人間に有利であります。夏場に向けて一旦は下火。

問題は「第二波」

武漢ウイルスは、

致死率は低くとも感染力が強い、一気に大規模化する。

100年前のスペイン風邪のパンデミックとよく似ているという。

 

パンデミック: pandemic)は、ある感染症の世界的な大流行を表す語

疾患、特に感染症の流行は、

その規模に応じて (1) エンデミック(2) エピデミック(3) パンデミックに分類される[5][6]。このうち最も規模が大きいものがパンデミックである。

endemic エンデミック(地域流行)

特定の人々や特定の地域において、「regularly (ある程度の割合、ポツポツと)」見られる状態[7]。地域的に狭い範囲に限定され、患者数も比較的少なく、拡大のスピードも比較的遅い状態。「流行」以前の段階。風土病もエンデミックの一種にあたる。

epidemic エピデミック(流行)

特定のコミュニティ内で、特定の一時期、感染症が広がること[8]。特に突発的に規模が拡大し集団で発生することを「アウトブレイクoutbreak)」と呼ぶ[注 1]

pandemic パンデミック(汎発流行)

(さらに流行の規模が大きくなり)国中や世界中で、感染症が流行すること。世界流行[9]、世界的流行とも。

 

 

スペイン風邪のパターンで類推すると

10月から12月あたりに第二波始まり来年春先まで

続くかもしれないと言う学者がいる。

 

「高温。湿潤」より「低温・乾燥」をこのウイルスは好むらしい。

この伝で行くと6789月は安心かもです。

スペイン風邪では第二波で、ウイルスが変異して多くの死者が出ています。

 

当時、貿易港の神戸の発生が多い。

2米以内での接触することの危険が指摘されていました。

 

二、悲しい英語の氾濫

 初動で、クラスターという、肌感覚で日本人はピンと来なかった。一度翻訳して考えねばならなかったから個人態勢が遅れたと思う。

パンデミックとか、ソーシャルディスタンス。

英語を使わせてはダメでした・

徳永流では

ソーシャルディスタンス  衛生間隔

クラスター        集団感染

パンデミック       爆発感染

これで肌感覚で頭に入ったはずである。初動の認識が遅延した。

 

三、第二波

 ワクチンが間に合わぬ可能性あり。

第二波を警戒しながら経済活性化が必至です。さもなくば経済の底が抜け日本は死に絶える。

流行阻止には活動の自粛が大切だ。ジレンマをどう克服するか。大きな課題であります。

経済出口戦略の「鍵」を握るのが「抗体検査」と言われる。

三、抗体の医学的意味

 感染者は即ち「免疫獲得者」。経済活動始動に際して「大切な戦力」なのですね。

NHKの字幕、

感染者数    下に陰性者数

これ、とても解りづらい。

 

要するに感染者数

    退院者数---陰性  免疫獲得者数

      内病院入院者数

       自宅療養者数

    差引 死者   

このように理解すれば、日本の世界的対応が成功していると一目瞭然。強制力無くとも自助努力、日本人なら世界の模範となれると自意識向上の刺激である。これを言えばよいのだが、メディアは言わない。

ここで日本文化の生活様式に我々は自信を持ちこの難関を突破しよう叫べば矜持を刺激し更に改善した!と思われる。

 

四、シンガポール国防化学研究所の調べでは。

 ウイルス残留を調べたら感染者隔離部屋で

 椅子、ベッドの柵、ガラス窓、床、照明のスイッチ、ドアの取っ手、便器などが汚染されていた。

その上で、

手などが直接触れた部分は一日二回、床は一日一回、一般的な消毒を使って清掃すればウイルスは死滅すると報告しています。

冷蔵庫の取っ手、パソコンのキーボードなど消毒必要ですね。

最大の不特定多数の人が触れるのが「お金」ですね。

中国では感染源になるのを恐れて現金の消毒を金融機関に要請し大量の新札を投入しています。

ウイルスは「髪の毛」への付着もあります。

予防策は、これほど徹底しなくては、でも鳥取はまず無かったですね。

 

五、川の流れに身をまかせですかな

手洗い、公衆衛生、基本動作は徹底する。

不要不急の外出はしない。

社会的距離を置く。

できることはこの程度。

「あとは、どうしょうもない」

美空ひばりの歌ではないが

「人間なんて所詮は、川の流れのように」

ではあるまいか。

人間など

地上の生き物として、山川草木 悉皆みな同じ

 

「時の流れに身をまかせ」

と感じつつも

日々気長に「よい流れ」に繰り返ししむける。

その連続が「実人生の真骨頂」の秘訣。

草木でも、蒔かれた種の場所により異なる運命、人間もそうなんです。

土壌の豊かな地に生まれた苗、貧相な土地に蒔かれた種、そこで「精一杯、生き抜く」しかないのですね。

「命を全うするのが人生」であります。

でも、現在の

我々は人類史上空前の、言うならば「無痛社会」に生きている。昔に比べて凄い有難い世の中に生きている。

昔は、こんな災害でも、ほったらかしに近い。

今は、お国がお金をバラまいて国民を食わせる。

日頃は王侯貴族のような生活をしている上に、至れり尽くせりの感じです。

 

日頃、政府やら国に反対ばかり唱えている人々も政党も、いまや国からお金を貰うことん奔走している。

 

国家あっての国民、だから平和の時に「お国を大事にする」ことが大切なことを。この際、確りと反日の政党やら反日を唱える連中の自覚を望みたいのであります。

国家あっての個人なのです。

日頃から国を大切にすることの重要性をしっかり確認したいのであります。

このような大事件の後は、社会の認識は大きく展開するのが歴史を見ればわかります。

どう変わるのか、世界の識者はいろいろな意見を展開しています。

色々読んでみました。

確かな分野と、まだ展開予測不明の部分とあります。

間違いないことは、大都市に住む必要性の低下の認識が高まるのではないか。

日本は、世界最大の超大型地震が、北海道から太平洋岸には切迫していると政府が予測しています。

富士山も爆発近い。

頭脳の東京一極集中は危険極まりない。

政府の地方分散が絶対必要です。

大都市が機能不全となりますと、太平洋岸の幹線は停止します。

日本海側に第二幹線道路は必然です。

はくと号は、大阪まで一時間へと動いている地方議員も存在します。

国家の幹線道路を日本海側には必要だと私は訴えております。

この大災害を機に日本は国家国民維持の方法を早急に作り上げなくてはなりません。

シナは本気で世界覇権を希求しています。

日本も早急に根本的対策を構築しなくてはなりません。

    令和261

  鳥取木鶏会 会長  徳永圀典