鳥取木鶏会 7月例会
コロナ対応の時系列的「検証」 徳永圀典分析
月日 |
発生事態 |
備考 |
昨年12月31日 |
武漢市27人ウイルス的肺炎発生 |
台湾当局は対策した |
1月9日 |
武漢市コロナ発生と発表 |
武漢市、11日コロナで死亡と発表 |
1月14日 |
武漢市滞在後、日本帰国の中国人ウイルス患者と確認。 |
武漢発表後2週間で日本にウイルス侵入 |
厚労省発言 |
人から人への明確な証拠なしと発言。 |
事態の過小評価をした。 |
1月20日 |
中国、習主席が全力で取り組まねばならぬと緊急声明。 危機意識皆無の日本。 |
異例の指示を出した。 日本厚労省は反応なし。アメリカは武漢からの乗客は隔離していた。 |
1月23日 |
武漢封鎖。邦人救出作戦開始。 帰国邦人を相部屋させている。 |
感染対策出動なし。 厚労省意識皆無に近い。 |
1月28日 |
奈良のバス運転手感染発表。 |
春節で来日の中国人観光バス運転者。 |
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政府、指定感染症指定決定。 |
WHOは、国際的懸念の衛生上の緊急事態ではないと。政府も従った。 |
1月30日 |
政府、対策本部を設置。 |
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1月31日 |
湖北省滞在外人の日本入国拒否決定。 |
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千葉県20代女性バスガイドの感染確認。 |
奈良の運転手と同じバスでの感染。 |
2月3日 |
夜停泊のクルーズ船の感染者。 |
対策は厚生省任せ。 |
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防衛省は感染対策を徹底させて自衛隊から一人の感染者も発生なし。 町田審議官発表。 |
加藤厚労相の指導力が問題。 |
2月27日 |
全国小中高校の一斉休校発表。 |
今井補佐官主導で官邸が反転攻勢に出る。 |
2月29日 |
首相初めて、武漢ウイルス会見。 矢継ぎ早やの水際対策を発令。 |
当初の役人任せ、危機はリーダーの指導力、政治は想像力を働かせなくてはならぬのが危機の時。 |
2月の大ロス |
日本は依然として習国賓準備、 中国は極秘先遣隊が国賓態勢確認に来日。習国賓招請のため武漢封鎖から中国全土からの入国禁止は1か月半を要した。 |
18日、日本外務省滝崎太平洋局長は北京訪問、感触を探るがラチが開かず2月26日茂木と王で正式延期確認。 |
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コロナ関係以上 |
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徳永の「洞察」 |
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二階幹事長 |
1.中国シンパそのものである。 |
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2.安倍総理を裏で操縦している |
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第一次 安倍内閣の方針 |
価値観外交、自由、民主主義、基本的人権、法の支配、市場経済などの普遍的価値を共有する国々との連携。 |
自由と繁栄の弧、即ち the arc of freedom and prosperity。 |
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安倍総理の野心的プランで中国包囲網である。 |
アメリカも同調しインド、豪州、英国も参加。 |
福田内閣 |
中国寄りに戻した。 |
価値観外交は不燃焼。 |
第二次安倍内閣 |
民主党政権崩壊後である。 |
平成24年暮れ。 |
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谷内、初代国家安全保障局長・元外務次官の構想。 |
習主席を国賓招待決定し僅か二か月後に官邸を去った。 |
北京での 「総理親書書き換え事件」 |
詳細を語る必要がある。 影の総理・今井秘書官、突き詰めた表現をすれば、「価値観外交」からの転換に動きだした。 |
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平成29年5月 国益損傷大事件 |
二階幹事長は北京を訪問、安倍総理の親書を携えて習主席と面会した、その時のあのテレビの記憶は深い。 |
この時、今井秘書官が同行しているのは異例。 この時、親書の肝心な部分が書き換えられたと言われる。 |
二階は何者ぞ! 日本国民への背信を見る! コロナ対策遅延の遠因か |
二階の中国パイプは政治家では断トツ。 今井は「外交は内政力」と感じたという。 今井は常に二階をいしき、頼りすぎる政治家になっていた。 |
それまで、安倍政権では最終的に谷内氏がチェックしていた。書き換えられたのは、中国の一路一帯のインフラ投資銀行AIIBに関する部分と言われる。谷内の承諾を得ず日本が参加することに前向きな表現が二階の意向を受けた今井により書き直されたという。 |
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バラバラになった安倍総理の求心力 三本の矢- 総理の側用人 |
毎日、必ず三度は首相執務室で僅かでも対談してきた 安倍総理、菅官房長官、そして今井秘書官。と谷内安全保障局長、これは実に良く機能したてきた。 |
朝日新聞や野党の「モリカケ問題」。 そして前川次官の更迭、 すきま風が側用人に噴出した。 |
菅官房長官 |
感心かるくらい謙虚に内閣の舵取りをしてきた名長官。権力があるから門前市をないようになっていた。桜を見る会では、総理より多い人が行列するようになっさていた。 |
菅は、安倍総理の有力候補に踊り出ていた。 |
令和元年 |
菅官房長官の推薦で入閣したのが菅原経済産業大臣、河井克行法務大臣だがスキャンダルで更迭の速さ、安倍総理の内心暴露と言われた。 |
コロナ関係説明者は本来なら官房長官であるが常に、西村家経済再生大臣である。確かに加藤厚労相よの切れる、説明が良いのだが。ここらに総理と官房長官にすきま風が発生したとみられる。 |
総理も人間 |
やはり総理も人間、長くやるとすきま風が出るのが性である。 |
菅の行動から開き直ったのではないかといわれる。 |
石破 |
二階官房長官が石破の会に参加というニュースが流れた。 ドロドロしたものが流れ始めた。 これって「歴史は繰り返す」ことに過ぎない。人間が初心喪失したからです。 時は木太うであります。 |
ただ、背景に二階と中国との握手があり、日本の政治を反国益としている様相が垣間見られ、これは「亡国の端緒」、否、既に底流には二階による「中国シンパ」の流れが太きいのかもしれない、 さすればアメリカとの関係が危惧される。 |
難しい局面が表れてきた日本 |
二階幹事長に替わる人材が必要である。 |
石破氏はどのように国益を求めるのが、二階におもねていてはならない。 |
令和2年6月10日 |
日本の政治を洞察 |
徳永日本学研究所 代表 徳永圀典 |