国防を考える
国防と言うと頭から考えない、また左翼・反日の政党とか大方のメディアは、戦後一貫して、日本国民を「国防を真摯に対策することすら防いできた」と断言して良いと思われる。
覇権国・アメリカも弱体化した。台頭した中国は危険極まりない台頭で、遂にアメリカは遅まきながら決然と立ち上がった。
そのアメリカの切り札とし日本は急浮上してくるであろう。否、実戦部隊は、ずつと以前からそのように動いていると私は思っている。
本論を開陳する前に、知識を整理しておきたい。
1. 弾道ミサイルと巡航ミサイル
説明できますか?
弾道ミサイル
大陸間弾道ミサイル、大気圏外を飛び猛烈スピードで落下する。これは軌道を予測可能。
巡航ミサイル
低空を飛行機のように飛ぶ。軌道を変えるから予測不可能で迎撃は非常に難しい。
アメリカだけでは巡航ミサイル防衛システム構築は難しい。同盟国の協力が不可欠。
あの河野大臣がイージスアショアーを突如中止し
た背景にはこれがありますね。時代遅れでした。
背景には、中国が続々生産して実践配備する巡航ミサイルの方が日本や在日アメリカ軍にも脅威なのですね。
中国は巡航ミサイル3000発を続々生産してきました。日米台湾にとり脅威です。
中国が最も恐れるのは
逆に言うと、アメリカ軍が沖縄県に巡航ミサイルを配備することなのです。
アメリカとロシアが中距離核戦力全廃条約に拘束されていた間に中国が射程5500キロの弾道ミサイルと巡航ミサイルを量産して、台湾海峡を中心に配備を進展させていたからです。
日本、韓国、台湾を一瞬で無力化できる水準のものらしい。イージスアショアでは役立たずなのですね。
航空母艦の時代遅れ
ミサイルの発達した現代、航空母艦は格好の標的になりやすい。アメリカのそれは世界最高ですが、中国とかロシアが巡航ミサイルで対艦隊攻撃能力を格段に高めているのです。アメリカは空母信仰を捨てています。艦隊編成はより小型で機動性高い駆逐艦中心になりつつあります。
中国最大の障害は日本
日本がアメリカに全面協力することは非常に中国は困るでしよう。
中国は、日中関係が中国の行方を決めると考えているかもですね。
余談ですが、トヨタは大手では、世界で唯一の利益計上ですが、
中国にのめり込んでいます。自動車関係技術は国防と極めて緊密で、アメリカが難しくなり、中国は日本経由で先端技術を詐取していく為、トヨタは次期水素自動車関連の工場を中国に作りつつある。余談です・・・。
さて、日本はアメリカの切り札です。
経済的にも、軍事的にも、日米統合を進めるでしょう。
そして中国の世界進出を食い止めようという構想、これしは西側の中心的なものになります。
日本がアメリカと中国のミサイル軍拡の最前線となるということです。
まだ議論はされていませんが、実体的にはそう進んでいると私は見ています。
いずれ、国内的に反日のメディアが取り上げて国民を扇動するでしょう。
日本は、アメリカの旗幟鮮明にやらねばなりません。
それは国内が騒然とすることです。
迷ってはなりません。
中国とは絶対に手を結ばない道を進むしか日本の道はないと言うことです。
アメリカのシンクタンクが二階幹事長と今井秘書官を指摘しました。先手を打ってきましたね。
アメリカ国民の七割は中国は大きな脅威としています。
アメリカは台湾に閣僚を李登輝葬儀ら参列しました。
聞く処によると、コロナ大感染の時、日本各地から漢詩を付けて支援物資を送ったそうです。
日本青年育成協会は
「山川異域 風月同天」と粋な漢詩をつけて話題がありました。
対して、中国の作家は「武漢加油」だけ。中国は劣化しています。
ファイブアイズと言われていますね。
米英、カナダ、ニュージーランドで構成する英語圏。
シックスアイズとして日本の参加を切望する。
令和2年9月7日
徳永日本学研究所 代表 徳永圀典