熊野古道・伊勢路・峠越えA―一石峠・始神峠 

山陰は、この季節は曇天の冬景色であり、登山など到底、覚束無い。例年のことながら、矢張り南紀指向となる。熊野古道の、大峰奥駈け、小辺路、中辺路、そして大辺路と済ませている我々は、残る伊勢路の探求を始めた。だが、伊勢路の熊野灘近くなると、益々、交通が不便でアクセスが容易でない。難渋を極めて行程の進捗がままならない。そして宿と温泉が乏しくなってくる。

平成20年1月9日(水)ー10日(木)快晴

ポイント 歩行タイム 休憩タイム ポイント概況 備考
1月9日

鳥取
5:01 智頭着5:44−6:03−上郡着7:24−発7:31−相生着7:43−新大阪着8:40−地下鉄発7:45−近鉄難波着9:05−−発9:30 松阪着11:01−
JR松阪発11:12−紀伊長島着12:08−紀伊長島バス発12:20(瀬木山行き)−加田教会前着12:27
加田教会前 12:27 12:40 JRの踏み切りを渡る。 樹林帯に入り小さい地蔵の前を真っ直ぐ、ゆるやかに登る。
一石峠 12:55 案内板がある。 平方峠の道標も探したが無い。
交差点 13:20 ここが平方峠と思うが道標なし。自動車道の交差点でまん前の山道に進み海野方面と知り引返す。 右に海が見える方向に下るのが正しい。国道沿いに進む。
展望台 13:40 目指すは前方の山の中腹にあるホテル跡地の建物。トンネルの入り口左上。 無人の建物の裏を進むと展望台がある。海が美しい。樹林帯を進むと左手に丸太の階段がある。
若宮神社 13:55 神社前に赤い陸橋がある。ここから防潮堤の終点まで行く。途中集落手前の右前方にJRの踏み切りがあるが防潮堤を終点まで進む。 防潮堤の終点に来ると、右前方に道路が展開している。山麓まで進むと三叉路、その真ん中の道が熊谷道登り口である。
熊谷道登口 14:50 曲がりくねった道。 樹林帯の静かな道。
三浦峠 14:25 標高140米。 元生活道。
三野瀬駅 15:08 15:30 宿の送迎により宿へ。
1月10日  宿8:00 送迎 好意により送迎して貰う。 魚と温泉の素晴らしい宿。焼き魚バイキングは最高。
紀伊長島駅 8:10 バス発
8:20
尾鷲の瀬木山行き。
発電所前バス停 8:37 バス停下にグランドあり。 引き返しグランド横を横断。登山口がある。
登山口 8:40 静かな樹林帯、朝は寒い。 清々しい杉の樹林帯を進む。
始神峠
はじかみ峠
9:20 9:40 雰囲気のある峠。ここから下りの道が素敵だ。とても楽しめる。羊歯の美しい群生。 海岸美と入江の集落が美しい。峠の鄙びた趣のある道標が印象的であった。
宮谷池 10:10 静かなで、素敵な池。 周囲の森が水面に映っている。
WC隣家 10:17 10:35 0:18 隣家のお婆さんの饗応を受ける、親切な人だ。 自家製栗キントンが超旨い。干し柿とミカンと番茶のサービス。
大舟バス停 10:48 急いだ。大舟川を渡る。 右岸。
紀伊長島駅前 11:05 宿の送迎。 温泉と昼の食事。魚が旨い。
宿 11:15 13:50 紀伊長島着14:00−発14:14南紀号ー松阪着15.11 近鉄松阪発15:25−鶴橋着16:52−大阪着17:25
鳥取 20:15 大阪発17:42−鳥取着20:15