山渓に「隠れ名山」として紹介された三角山(みすみやま)→景石城址  鳥取市用瀬町 

私の生地の裏山である、ここ65年以上登山していない。幼少年時代から仰ぎみて畏怖を抱き、遥拝し参拝してきた山である。別名、頭巾山(とっきんざん)(ほう)(しゃく)権現(ごんげん)とも言う。猿田彦神を祀る、凄い彫刻のある本殿は三角山神社であり、私はこの神社総代をしていたこともある。昨年の山と渓谷にこの三角山が「全国隠れ名山」として紹介されている。これは登山しておかなくてはと思っていたのだが、今日、突然意欲が湧き単独行してきて、矢張りいい山だなと嬉しく思って満足している。残念なのは慌てたのでカメラ持参の失念。鳥取木鶏会登山部主催

平成22年2月9日 曇薄晴       三角山登山の丁寧なホームページ

ポイント 歩行時間 休憩時間 ポイント概況 備考
鳥取 バス8:30 用瀬着9:05-本宅9:10 本宅発9:20、参道を登る。
用瀬自宅 9:10 9:20
女人堂 9:40 9:50 0:20 0:10 途中の風景は荒れていた。大岩の弁天様の昔日の面影はなく残念。 昔は女性はここまで。ここから神社右手を直進する。早速急勾配の道。
クサリ場 10:10 10:15 0:20 0:05 花崗岩のむき出し道、滑りやすい。 積雪が少しある。昔は無かったがロープとかクサリが連続している。私は私用しないで登った。
ベンチ休憩所 10:30 0:15 最初の稜線にある。お城山-景石城への分岐点。 ここから直登の稜線道が続く。積雪が5センチ。
上二丁 10:37 0:07 上二丁という石の道標がある。八合目である。 ここから更に急勾配を登る。
三角山 
508米
10:43 11:25 0:06 0:42 素晴らしい展望、南に洗足山、籠山、三原山、三國山、積雪の山々。大成山の積雪がきれい。山頂の巨岩が乱立し本殿が建っている。 切立った断崖が恐ろしいようである。眼下の我が故郷・用瀬の町。そして霊石山、鳥取市が遠望できる。誰もいない素晴らしいので暖かいミルク紅茶とケーキを食べた。
お城山分岐 11:50 0:25 下りは積雪と落葉でとても滑る。 慎重に、慎重に下る。
小松云々のピーク 11:55 0:05 一旦下ってから登る。ここは竜王山と言われる山ではないかと思う。 数回、小さいピークをアップアンドダウンして進む。最後はかなりきつい登りがある。
景石城址 12:00 12:20 0:05 0:20 いい雰囲気だ。東屋もあり、用瀬の町並みも素敵。この城址は荒城の月の竹田城址のように思えた。 私は島崎藤村の「惜別の歌」を四番、朗々と歌った。やや感傷的となる。矢張り「我が生地」である、用瀬は因幡街道の参勤交代ルートだ。
分岐点 12:35 0:15 再び引き返し本道へ。 滑りやすい。
女人堂 12:50 0:15
バス停 13:43
鳥取 14:19 午後2時半に鳥取市内の自宅に帰宅できた。
総時間
3:30
休憩時間
117
実歩行時間
2:13
総括
山と渓谷のガイドによると、アカマツ、コナラの林に混じり、ミツバツツジが点在、薄紫の可憐な花が咲くとある。山肌は花崗岩の風化が著しく砂礫や赤土の露出箇所がある。4月中旬から5月上旬がいいのではないか。隣の愛宕山は全山ツツジのとても綺麗な山である。愛宕山と相対して南にある山、一の谷公園もツツジがきれいだ。