芦屋川→荒地山→六甲山頂一軒茶屋→瑞宝尾根→有馬
大体5時間程度の歩行で、1000米クラスの高度の山が適時、適切運動として高山登山の出来ない端境期の筋肉鍛錬には必要に思える。自宅の裏山の久松山から本陣山への縦走はせいぜい2時間半で物足りないのである。今回のコースは、荒地山は「岩梯子」という急登の岩場があり、クサリは無く自分で終始考えて岩を保持して登攀しなくてはならぬし結構長い直登なのである。考え方を変えれば、前回の山梨県甲州市の垂直岩を持つ乾徳山より難しい岩場なのである。
芦屋川から本道を通り本庄橋から七曲を越えて一軒茶屋には通常3時間だが、荒地山を経由すると4時間はかかる。
更に有馬温泉へ魚屋道を通れば簡単だが、今回の瑞宝尾根はマップに掲載なき道で、痩せた岩場のガレ尾根もあり木々の根を急激に下るものもあり面白く気が抜けない。
平成21年11月12日 木曜日 晴
ポイント | 着 | 発 | 歩行時間 | 休憩時間 | ポイント概況 | 備考 |
鳥取 | 6:39 | 三宮着9:00--阪急三宮発9:11--芦屋川着9:25 | 阪急は各駅停車 | |||
芦屋川 | 9:25 | 9:35 | ||||
城山登山口 | 9:50 | 9:57 | 0:15 | 0:07 | バナナ、チョコレートパンを食べる。 | このパン、とても美味しい、いつも有難う。 |
城山 (鷹尾山) 261米 |
10:21 | 10:25 | 0:24 | 0:04 | いつもここで少し眼下を眺める。 | 荒地山の岩が剥き出して見えてくるようになる。 |
岩梯子 | 巨岩ばかりで然も垂直に屹立している。自分の力と工夫でしか登れない。中々のものだ。岩の穴を通らなくては進めない。リュックを外さなくては通過できない。然も上に向いての通過である。 | このような巨岩が、無造作の如く積み重なっている。あの阪神大震災でよく崩れなかったものだと思う。眼下には芦屋の町が見える。 | ||||
荒地山 549米 |
11:20 | 0:55 | 岩場を通過してから思いのほか山頂まで距離がある。 | ここは山頂が分岐点となつている。 | ||
なかみ山 | この山の場所が特定できないも道標もない。多分、ここだと思いながら何時も通り過ぎる。 | ここから下り、芦屋川から六甲山への魚屋道に合流する。 | ||||
雨ヶ峠 | 12:35 | 12:55 | 1:15 | 0:20 | ここに至るまで可なり長い登りなのである。ここは東お多福山への分岐点でもある。 | 途中、芦屋カントリー倶楽部のゲートを二度通り抜ける。 |
本庄橋 | 13:10 | 0:15 | 雨ヶ峠から又下る。 | 六甲山山頂直下である。 | ||
七曲り | 一軒茶屋まで急なウネウネとした登り。 | 東の尾根が黒岩尾根で我々の好きな尾根が紅葉で満艦飾となつていた。 | ||||
六甲山頂932米 一軒茶屋 |
13:53 | 14:00 | 0:43 | 0:07 | 山頂直下の茶店。 | 今回は使用しなかった。 |
瑞宝寺尾根 | 上述の通りである。中々面白い尾根である。 | 谷の降りて渡渉も数回、水が多く工夫した。 | ||||
瑞宝寺公園 | 15:10 | 1:10 | 紅葉真っ盛りを満喫した。三田の焼き栗6ヶ500円、でもとても美味しかった。 | 瑞宝寺はどこにあるかと聞いたら寺は無いとのことであった。 | ||
有馬温泉駅 | 15:35 | 15:40 | 0:25 | 楽しい愉快な登山だつた。 | 連日の雨で水量多し。 | |
新神戸駅 | 16:10 | |||||
総時間 6:00 |
休憩時間 0:38 |
実歩行時間 5:22 |
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総括 |
やはり六甲は身近でありながら変化に富む山である。老若男女、熟達者、初心者、そして我々にも色々楽しめるいい山だ。都会のこんな近い場所にあるのに素晴らしい六甲山系である。 |