平成29年元旦 大和の国 大和の心
純真多感な少年時代を大和河内の間に過ごし、日本を大和の国と教えられ、
しきしまの やまと心を ひと問はば
朝日に匂う 山桜花
という、本居宣長の歌を心に刻んで育った私は、大和という言葉が好きであった。その後、いろいろと学ぶにつけ、また世間を知るようになって、ますます会心の言葉となってくるのであった。
宇宙も人間も、みな、大和から成り立っている。悪意邪念をもって相争うことは全て破滅である。
和? その大和なくして、何が存在し得ようか。