混沌としてきた世界そして日本
コロナを契機として世界は様相が一変した。そしてコロナも変異して一向に収まる処か拡大しつつあり人類は大きな危機に直面している。
人類は意識を一変せざるを得ないのではないか。
ゴートウトラベル処ではないのではないか。
あらゆる局面で変化を益々余儀なくされよう。
これは社会が抱えていた
本質的な危機、即ち
「社会の分断」
と「サスティナビリティの危機」を更に増幅させている。
「サステナビリティ」(sustainability)とは、「持続可能性」または「持続することができる」という意味。 サステナビリティへの取り組みというとき、何を“持続する”のかというと、その対象は広く社会と地球環境全般を指します。
先ず、格差拡大です。アメリカの大富豪は間違えた、我々から徴税せよと叫んでいる。
格差拡大は世界を分断させ、生態系破壊を招いた。
これから5-10年かけて
世界は新たな秩序を形成して行くのでしょうが、
「正義と公正」の観点、社会性に立脚する必要がありましょう。
自利、利他、公私一如。じりりたこうしいちにょ
の精神が必要であります。
実は、これは住友の事業精神であります。
430年の世界最古の財閥の根幹的精神であります。
四国全土は別子鉱山で山林は破壊しましたが住友は全部再生しました。
この精神がこれからの世界にも必要不可欠と思うものであります。
ただ異質な中国が新しい世界的秩序の確立を希求しており西側との摩擦の激化が予想される。
覇権争いだが、覇権の主戦場は「先端技術の争奪」でありましょう。
中国は着々と、国家資本主義の下、西側先端情報を搾取し今や自立的に先進的となりつつあ。
世界をリードするのは18世紀の資本主義開祖の英国の覇権獲得と同様に先端技術力ではなかろうか、アメリカは力を失っている。
バイデンアメリカが弱ければ中国は更に加速して台湾・尖閣奪取に突き進むであろう。
世界は、風雲急である。
令和3年1月4日
徳永日本学研究所 代表 徳永圀典