日本人は覚悟を決めなくてはなりません。 

米国は、中国と日本の軍事衝突を真剣に恐れています。

軍事衝突が起きれば、計り知れないものが出てくる。 

でも、日本共産党元ナンバー4筆坂氏ですら、安倍総理は賢明な外交をしていると言っている。安倍さんで良かった。国民も圧倒的に支持している。 

経済的奇跡を生むと期待されていたアジア太平洋地域、特に日本周辺は「恐るべき対決の地域」となっています。 

本当は、欧米諸国は揃って、国際法を遵守しない「無法国家中国」を声高に非難すべきだが、まだ気がついていない。否、知らぬ顔をしている。

日本のメデイアなど歴史観がないから気がつかないのは当然。 

大陸に深入りする、中国に深くコミットすると必ず、大火傷した事は日本歴史が体験したことなのですが、直ぐ忘れる日本人。

あの北京の大気汚染、中国は外国企業に環境税を大きく負担させてくるでしょう。 

日本人は中国人の本質を知らなさすぎる。

でありますから、今頃、日本人の誇りと自信を持てと言うても、持たねばならないけど、私から見たら、遅い、遅い、強盗を見てから縄をなう類いような感じを持ちます。 

どうして、日本はこんな国になってしまったのでしょうか。

属国根性が抜けていないからです。国民が真に独立自立をしていないからです。平和過ぎて、それすら分らないのか。

戦争に負けると言う事を肌感覚で分らない人間が大多数になった、島国だからです。 

国史という言葉も消えてしまいました。国史を学ばない上に、戦後は、あらゆる物事の、価値判断の尺度が、金銭の「損か得」かの社会の町人国家だからだと思います。 

毅然として守るべき民族の原理・原則をないがしろにしてきたからだと思います。

和魂を喪失してしまったのです。   

       徳永日本学研究所 代表 徳永圀典