長崎県民の良識を日本人の良識にしよう!
今回の長崎県知事選挙に示した長崎県民の良識は、日本人もまだまだ見込みがあるなと痛感した。
長崎県の衆議院議員は、全県4区で全て民主党議員ばかりである。
その中の知事選挙である。圧倒的に民主党に有利なものである。
その上に、露骨な、利益誘導を民主党は行った。
1.
小沢幹事長は、「高速道」が早くできると応援演説した。
2.
前原国土大臣も具体的に利益をもたらすと民主党候補の応援演説を行った。
3.
赤松農林大臣も色々と誘導発言をした。
その中で、10万票に近い圧倒的勝利を自民党・公明党推薦候補者・現知事に齎した。
これは
明白な、鳩山・小沢一郎・民主党忌避である。
長崎県民の良識を示した結果にほかならない。
それは、
1.
鳩山の故人献金問題であり、
2.
鳩山の脱税問題であり、
3.
鳩山の出所進退に潔さの欠けていることの忌避である。
4.
そして、小沢一郎の21億円の政党助成金の横領であり、小沢一郎の不明朗な態度の忌避である。
5.
小沢の「金権」、「密室」、「強引」の忌避である。
この国の最高権力者の鳩山・小沢への政権運営の拒否を示したものである。
日本人としての良識を示した典型的な選挙であり、今後もこの態度が普及するであろう。
ここで想起するのは、田村耕太郎議員である。自民党から出馬して参議院議員となり、自民党が低迷すると、イの一番に小沢一郎に取り込み民主党に立場を変更するとは、鳥取県民をバカにした態度であり、何れしっぺ返しを受けるであろう。
田村議員は、代議士でなく、「自己本位の議員」なのであろう。鳥取県民として実に嘆かわしい。
そして民主党の石井一議員、鳥取県、島根県は、日本のチベットなのだそうだ。チベットに失礼だし、地域の実情も知らぬ男である。
あのダミ声と品性の欠けた言動は、ヤクザの親分を思わせる、このような議員のいる民主党は、程度の程が推察できるのである。
平成22年3月1日
徳永日本学研究所 代表 徳永圀典