チャイナの本質を探究  その一

初めに

今年は、習近平がウソの歴史を世界に喧伝する「対日歴史戦争」の年、日本人は真実の歴史を学び、国民一人一人が自信を以て彼らに対抗しなくてはならぬ。鳥取木鶏会では、今月より各月して講話する。     平成27年3月2日    徳永圀典  

1日 韓国の本質は、
シナの従属変数国

シナに追随する事大野郎で哀れな民族と喝破する。つらつら思案するに、朝鮮半島は近隣の大国が隆盛になる過程で、そのおこぼれにあずかる形でしか発展することはないのが半島の歴史の法則の一つ。

満州でも殺戮がひどくなるのは日本が敗けたあと、中国人同士の国共内戦で、国民党軍と共産党軍が町の取り合いをしながら虐殺を重ねた。このために満州はめちゃくちゃに破壊されたのだ。

朝鮮は中国よりもっと悲惨、朝鮮の国土が荒廃したのは朝鮮戦争が原因であり日韓併合で荒廃したのではない。

 米ソ冷戦に巻き込まれたとは言え彼らは自ら招いた戦争の悲劇の責任の持って行き場を失って日本統治に投影して日本を非難することで自らを納得させているに過ぎない。

その後、韓国は朴正き大統領の時代に飛躍的な経済発展を遂げたが、それも日本の援助があってのこと。 

1日 中国を解剖する

1. 呆れるほど無い無い尽くしのシナ、中国と言う国さえ無いのだ。

2日 1.中国という言葉と国名に就いて あの広い国土と国民を一つにまとめたものは過去無かった、又そのような中国という政府も歴史的に無い。1949年に建国された中華人民共和国を「中国」と呼んでいるがこれは20世紀になり生まれた言葉である。
そういう中国とか中国人と言う人種の概念が無かったのは事実である。
それまで、そういう中国とか中国人という人間も存在していなかった。
3日 国としての中国は1912年に建国した中華民国から


大ウソの中国歴史が4000
漢字とか仏教を日本伝えた元の土地は国としての中国ではない。魏とか楚とか等々で、20世紀まで誰も中国という「国」とは思っていなかった、これは大変重要なことである。
国としての中国は1912年に建国した中華民国からである。中華民国だから略して中国、そして1949年に成立した中華人民共和国も略称が中国である。
だが、この二つは全く異なる国である。領土的にも中華民国と中華人民共和国では違う。どちらも中国と呼ぶと中国は連続しているが如く見えるから誤解する。。日本のように中国が4000年続いていると考えるのは大間違いであり大ウソである。
4日

2.
真実は「シナ
2200年」が正当

19世紀までのこの国を「中国」と呼ばないのが正しい、無かったものだからである。戦後、蒋介石が「支那」は蔑称だから使わないようにと言い、アメリカ占領軍の命令を受けた日本人はそれまでの支那を全て中国と書き換え、英語のチャイナも全て中国と翻訳してしまった。為に、明治以来、日本人が研究してきたシナ通史も中国史とされてしまいウソばかりが流布して今日に至っている。
シナもチャイナも紀元前221年に今の中国の核となる地域を初めて統一した泰の始皇帝の泰から来ている。元来、英語のチャイナCHINAに対応する日本語はシナ(支那)であった。漢字の支那は好い意味でないから嫌だと中国人が言ったのだから意味のないカタカナのシナならいいわけだから、これからはチャイナの日本語訳はシナに戻しましょう。「中国4000年」はウソ、「シナ2200年」が正しいのだ。
5日

3.
シナは漢人の国ではない

シナ2200年と申しても、シナがずっとあったのではない。秦の始皇帝が統一したが間もなく滅び、漢王朝となる。ここから漢人の言葉が出てくる。後漢の末、黄巾の乱で漢が滅亡、三国時代に突入して以降、シナ大陸には漢人の国はない。隋とか唐の国は、北方の遊牧民族が建てた国。モンゴル人の作った元帝国、満州人の建国になる清国と、シナ大陸は異民族の支配下にあったのだ。日本のように天皇中心でほぼ単一民族が歴史を紡いだ国とは全く違う。ここを理解しないと中国は理解できない。
6日 4.
日本により近代化開始の事実を隠したい中国
事実、現在の中国の歴史学者は、自国の歴史を区分している。
アヘン戦争の起こった1840年以前を古代、以後を現代と定義している。西欧列強により国土を蹂躙され世界史に巻き込まれていったのが今に続く現代だという歴史認識である。日本のせいで近代化が始まった事を中国は歴史から抹消したいからそうしているのだ。
7日 5.
モンゴル帝国と元朝こそ世界史の開闢
この事実を歴史から隠したいから歴史的事実を隠蔽してアヘン戦争以前は古代だとしている。噴飯ものである。真実を歪曲するのはシナ人の常套手段なのである。歴史の連続性を信じない現政権のみの国である
8日 6.
中国は実質分裂国家だ

現在の中国も、とても一つの国と言えるような代物ではない。チベット、ウイグル、モンゴルなど、言語、宗教、風俗、習慣の異なる民族を無理やり併合している分裂国家というのが実像である。だから各地で現在起きているテロ事件頻発の背景がある。治安が安定することはない。
習近平が「偉大なる中華文明の復興」をスローガンにしているが、中華文明と一括りできない中国なのである。この言葉は矛盾が多すぎる、東シナ海、南シナ海へと権益拡大の強硬姿勢は国内混乱の裏返し現象であろう。

9日 7.
漢人など、最早やどこにもいない
漢人は漢の滅亡と共にいない。日本だけが大昔に伝えられた文字を漢字と呼び続けてあげたので中国人が今になって自分たちを漢族と言いだしたというのが真相であります。
10日

8.
西暦
184年の黄巾の乱で漢人はほぼ滅亡

黄巾(こうきん)(らん)により後漢が崩壊した、この時6000万人の人口が十分の一となるほど激減している。著名な「三国志」時代のことである。少ない人口の為に決着がつかず、最大国「魏」さえ狭い範囲に残存の漢人を移住させている。
真空となったもとの「泰」「漢」の領域に五胡と言われる遊牧民や狩猟民が移住して定住、これら異民族の軍閥により「五胡十六国の乱」が発生、その中から北のモンゴル草原から来た鮮卑族である「北魏」が華北を統一した。
589年、北魏を継いだ北朝の「隋」が南朝の「陳」を滅ぼしてシナを統一した。この大混乱の中、最初の「漢人」は事実上消滅している。
11日 9.
隋も唐も遊牧民出身である。
その家来となり政権を樹立したのがシルクロードの交易を担っていた中央アジアのソグド人である。だから、唐は世界帝国だとか言っているが、漢族が樹立した国家ではない。 
12日 10.
宋の時代
自分はどういう民族なのかと言うことから自己確認の意識の結晶が朱子学である。理由は、北方の遊牧民である契丹人や、狩猟民の女真人が強くなり、漢字を使う漢人というアイデンティティが再構築されてきた。血統は五胡の子孫が多数である。かくして宋は新しい漢人となるが、契丹人や女真人の国「金」などに圧迫される。北宋の徽宗皇帝などは首都から連れ去られて今の遼寧省に幽閉された。この後、南宋は細々と続くが、やがてモンゴルのチンギス・ハーンの世界帝国がユーラシア大陸全体に広がる。そして、チンギス・ハーンの孫に当るフビライ・ハーンによりシナ大陸に「元朝」が成立した。
13日

11.
明の時代

元は明の建国により北方の草原に退却する。だがモンゴル人は元は滅んだと思っていない。明は漢人の国と言えるが北方に元があるので、万里の長城の南だけが明の領土であった。
14日 12
満州人こと女真族の清国

12 17世紀には女真人が名前を変えた満州人により清国が出来る。このように実際には異民族に支配された時代が多いのである。中国4000年の歴史などどこにもない。漢人の国など言えないのである。

15日 13
会話言語に共通性無く精神未発達のシナ人
確かに漢字は中国人を特徴づける。シナの歴史は間違いなく2200年、だが「会話言葉」としての共通語は20世紀まで無かった。異民族同士がこの広い大陸で意思疎通するには漢字は不可欠であったのは事実。だが、極めて不完全で、抽象度の高い漢字は、会話言語としては不完全であり自分の気持ちを自在に表現できなかった、為にシナ人の精神の発達が疎外され他人とのコミュニケーションに苦しんだ。シナ人に精神がないのはここに原因がある。
16日 14
漢字は表意文字
表意文字は文字自体が様々な概念を含む。一つの文字が名詞、動詞にもなる。古典漢字には助詞、接続詞がない、主語、述語、目的語のような並べ方に一定の規則もなく文法もない。だから文脈が分からないと漢文を正しく読めない。
17日 15
シナ人の根源的制約は漢字
四書五経とかの古典に通じ、夫々の漢字が原典ではどのような文脈で使われたかを思い出し、その上で、目の前の文脈の中の意味を判断しなくては正しく理解できぬものである。膨大な知識と教養がなければ正しく理解できぬのが漢字である。ここにシナ文明の制約があり近代化が送れた理由である。シナの政治が皇帝の家来など一握りの官僚とか少数者により支配される構造はここに起因する。一党独裁に陥る基因となる。古典が正しいということから逃れられないことになり、それが新しい発想を生まない原因となっているのだ。それは古いことに価値あり新しいことに余り価値を認めぬことでありシナ人が社会等を改革するのが遅れる基本的原因となっている。
18日 16
シナ人に社会改革的前進が不可能の根源的理由
それは上述の通りである。世界の四大発明と称される、「紙、印刷、火薬、羅針盤」は全てシナ大陸で生まれた。にも拘わらずその発明を活かして社会を改革し前進する点で西欧・日本に遅れをとったのは、新しい価値を認めぬ漢字の持つ制約に起因する。そして彼らの意識が旧態依然としている、似て非なる中華思想と称する心理に在る。
19日

17
漢字の制約の現代的悲劇

同じ漢字の文章でも各地方により発音が全く異なる。毛沢東は漢字を廃止して文字を全てローマ字にしようとしたが挫折している。
現在の中国人は、漢字の発音をローマ字で表すようにしている。中国人は、自分たちの国語を勉強する際には、先ずローマ字を覚えないと読めないのだ。

20日

18.
中国全土に通じる共通語は無い混乱

シナ大陸には、モンゴル人、チベット人、ウイグル人がおり会話言葉も違う、文字を使わぬ民族もいる。中華人民共和国は女真族の建国した清国を継承しているが、少数民族は元来漢字を使わない。漢字を普及させようと躍起になっているがモンゴル、チベット、ウイグル人たちは己の言葉の禁止に反発して紛争が絶えない。
21日

19.
シナ大陸に広がる同郷ネット

シナ大陸は広く、言葉が通じない、言語が通じないから、言葉の通じる者だけが商売するシステムが網の目にように広がっている。これが中国の実態である。
22日 20.
日本の振り仮名を真似て

中国にルビが出来たのは1918年、100年足らずである。中華民国教育部が日本の振り仮名をまねて、「注音字母」という表音文字を公布した。現在、台湾で使用されている。

23日

21.
中国は一つの国ではない、モザイク国だ

何重にも社会構造が分かれている中国、それは各地で発音が異なるからである。発音は先生とか指導者に従うから派閥単位の構造となる。外部から見れば漢字一つの中国に見えるが大違い。幾重もの言語発音により再分化された社会構造となっている。それは多くの派閥や、学閥を生むこととなる。そもそも文化的、歴史的背景が大きく異なり所属以外は敵視することにつながる。
24日 22.          
シナは人民を守らぬ民族

宮脇淳子先生によると、今では中華人民共和国などと名乗っているが、人民共和国なんて笑止千万、看板倒れもいいとこだと。現在の中国も古来の皇帝システムと全く同じだと。これまで決して人民の国家ではなかった。一部の官僚だけが利権の恩恵に与ると言う国の形はこれからも変らぬとまで言われる。古来よりシナは格差社会である。シナ文明は皇帝が任命した官吏に夫々の土地から税金を集める国家システムである。国家は税金を集めるシステムであった。

25日 23          
人民はどうやって自分を守ったか

国家が人民を守らぬから自分で守るしかなかったシナ。集団を作るしかなかった。その基本が「宗族」である。祖先を遡って血を同じくする家族ということになる。そして父系社会であり、血縁の一族関係である。

26日

24.
シナ人が最も大事にするのが墓

風水思想と関係あり。中国人は始祖、最初の祖先を立派な墓に入れ供養する。「気」を大切にする、気は高くから低きに流れる、風に遭えば止まるとする。「吉穴」という気の集まる場所に墓を作るを良しとする。祖先の骨が気により生気に浴すと同じ骨を持つ同族の生命力が旺盛となり運気が開け子孫繁栄するとされる。墓を暴くのは、この謂いを逆手に取り、過去の墓の骨を打ち砕き同系統の子孫の滅亡を望んでいるのだ。清国の西太后の墓を暴き死姦までしている。靖国神社戦没者の魂を祀ることの意味はシナ人には分からぬのである。
27日 25.
中国人の信仰の核心は「骨」
骨を信仰するのが「儒教」。死後、生き返るには一族の男系孫が憑代(よりしろ)になり祖父の頭蓋骨を頭に被り死者の代わりとして魂魄(こんぱく)()りつかせると言う。この形代(かたしろ)が位牌となった。これが孔子の時代の儒教。祖先が立派な墓に祀られて子孫が繁栄すると考えられた。これは本来の仏教ではない。本来の仏教は死んだ後はただの物体で輪廻転生の思想がある。日本の仏教は骨も大切にする。儒教の思想が混入している。
28日 26
人民を守る思想無きシナの王朝
一族がシナ人の最高の拠り所であり続けている。父系の為、男を産むまで産み続ける。血の契りを大切にし三国志の「桃園の誓い」の如き義兄弟も一族拡大上大切にする。要は、国がしっかり人民を守るというものが歴史的に無かったからである。
29日

27.
「汚職こそシナの統治システム」

重ねて申す、中国という国は20世紀まで存在しなかった。紀元前221年に始まるシナ史と言っても、王朝交代ばかりで皇帝の血筋は繋がっておらない。最初の漢人は死滅し二度目の漢人も何処へ行ったか不明。共通言語もなかった。国が人民を守るという思想もなかった。それでは何があったのか、シナ社会にあるのは汚職。汚職こそ「シナの統治システムの特徴」である。
30日 28.皇帝と官僚と税金 広大な土地、年貢米を中央に集めることは不可能。皇帝は昔から流通する物に関税をかけて中央にお金を集めてきた。官僚を県知事に任命し肩書きと印鑑を付与するだけで給料は一切支払わない。県知事が税金を集めるのが仕事、一定の税金を中央に送り残りは自分の収入にした。この仕組みは秦の始皇帝統一以来のシナの伝統である。地方で採用する小吏も無給で官僚は地位を利用して適当に稼ぐものであった。どこまでが正当な報酬でどこまでが賄賂か分からない。これがシナの官僚の本質である。
31日 29.
正義など当てにできないシナの文化的背景

シナの県は日本の町程度、城壁に囲まれているので「県城」と言う。その廻りが税金取立ての範囲。その県知事は徴税権と裁判権を持っていた。被告と原告の双方から賄賂を得ていた。このような民族的伝統があるので現在の共産党幹部連中も賄賂を取るのかせ文化的習慣となり身についている。真実とか公平とかの概念はあり得ない。賄賂・汚職はシナの伝統文化である。