知識から決別し、心身を通した見識を培い、それにより胆識を鍛えて行動とならねば知識の意味がない。その背景に節操が不可欠なのである。それは、精神の形成がなくてはならぬのである。

何れにせよ行動が大切、行動を伴わない知識は単なる知識に過ぎないのである。これが安岡先生のご指南された核心である。