地獄谷→Ａ懸→万物相→風吹岩→雨ヶ峠→本庄橋→土樋割峠→黒岩谷→一軒茶屋→有馬

久し振りに親友と快晴の六甲山、この山に馴染んで何十年だが、今日の地獄谷は初めて、地図に無いルートだからだ。知らなかった、感動そのものだ。地獄谷の遡行は巨岩の渓谷を水の飛沫を浴びつつ幾つもの岩を攀じ登るのだ。スリルあり面白いが緊張の連続。Ａ懸の真下で岩壁を仰ぎ見た。思ったより低いが感動！ピラーロツク即ち万物相周辺は緊張しつつ、滑らぬように砂岩を伝い進む。風吹岩など珍しくもない感じで素通り。本庄橋が変化しており驚いた。土樋割峠で楽しい昼食して、いよいよ黒岩谷へ入る、何時もの黒岩尾根のきつい登りと違い、ここから6-7個のダムを越えつつ谷を登るのだが、マンサクの群生地で親友と感激しつつ遡行して、疲れを知らぬ楽しみに酔った。親友は、とても花が好きで、私も感動した。素晴らしい、実に感動的な登山となった。段々、人間が枯れて深化してゆく親友を見た。素晴らしい友人だとしみじみと思った。

平成25年3月11日月曜日快晴