清水(きよみず) 

清水(きよみず)へ祇園をよぎる(さくら)月夜(つきよ)

   こよひ逢う人みなうつくしき 与謝野晶子 


京都の散歩道で好きな道の一つがこの清水の辺り。

晶子の歌は、そこの春の夜の情景を詠んだものであろう。

なまめかしい余韻がある。

岫雲斎圀典