白人の世界支配の根拠は、万国法こと「国際法」
さて、私の頭の中で、大きな構想が蜃気楼のように浮ぶのです。現実的には不可能な話ですが、チャイナが日本と同様な普通の国であれば、この世界史的タイミングはアジア人にとり絶好のチャンスなのです。

日本とアジアが、互いに手を組み、白人500年の世界支配をアジア人主体の価値観に変更できる絶好の歴史的タイミングだからです。

何故なら、この500年の白人の世界支配の根拠は、万国法こと「国際法」だったからですから。 

チャイナは、ここ500年世界運営から排除されてきました。経済大発展、武力もつけてきた中国にとってみれば、白人中心の世界覇権を取り戻す、数千年来の絶好の歴史的タイミングと思っているのかもしれません。多分そうでありましょう。

尖閣問題を契機に、チャイナ指導部も勝負に出たのかもしれません。  

世界の覇権国は一世紀に一度移動してきました。 

15世紀のコロンブスのアメリカ大陸発見から始まり、ポルトガル、スペイン、フランスオランダ、19世紀のイギリス、アメリカの20世紀。

アメリカは疲弊してきた、そして中国が台頭してきた。 

然し、中国には普遍性が欠けていますから、世界のリーダーとしての資格は無い。然し、力はある。 

これからは、その抗争の時代、波乱の時代となるでしょう。尖閣問題はその端緒かもしれません。 

然し、チャイナをアメリカに代わる存在には、到底、世界の国民は容認しないでしょう。然し、その経済力に擦り寄って来る国家は増える。既にドイツ、イギリス。

然し、そうさせてはなりません。

難しい時代の到来が予感できます。