素直な眼で小沢一郎・民主党を見れば
平成21年3月15日、フジテレビの報道2100を見た。
「民主党の小沢問題」に関しての分析であった。
元東京特捜検事部長の宗像氏、民主党副代表の石井一氏、共産党の政調会長、自民党の笹川氏、評論家の上杉某。
石井一氏の、余りなる小沢贔屓の強弁が突出していた、品性に欠ける男ではある。公平な人物ではないと直感した。
理性ある発言は共産党政調会長であった。
私は、この石井一なる人物を、厳しい眼で観察していた。
やはり、民主党が政権党になれば、こんな男が、総理の側にいることとなり、ゾッとするような戦慄を覚えた。古い自民党の、一昔前の人物で、到底、民主的な人物ではない。ヤクザ的素質は、小沢一郎のそれと酷似している。
こんな非常識な人材に権力を与えてはならぬ。
小沢一郎、あの傲慢な性格、実に無頼の悪青年のようで、到底民主的な男ではない。普遍性に欠ける。
しかも、病持ちで、本会議欠席常習犯の男で、あの、麻生太郎総理のような激務が務まるわけはない。
このような側近の存在する小沢一郎に、国民は、本気で政権を取らせようとしているのであろうか。
小沢一郎という、傲岸不遜な人物に、権力を与えては国家・国民の不幸は必至である。
これは、とんでもない歴史的ミステークとなるのは必定である。
決断力、実行力が小沢にあると断定してはならない。小沢一郎のそれは、単なる「我がまま、即ち、じまま」に過ぎないのだ。
こんな小沢一郎を総理として権力を持たせたら、
1.
激務は三日も出来まい。
2.
まともな首脳外交もできまい。
3.
トップ同志の人間関係の交流など望めまい。
4.
顔も良くない。日本の顔には恥ずかしい。
5.
第一、性質が極端に悪い。
6.
「じまま過ぎる」。
7.
広く人々の意見を聞くまい。ポーズだけである。
8.
総理の代役を立て、陰で操縦する総理となる。
9.
本質的に、小沢一郎を「表」に立てる人物にしてはならぬ。「陰」の人材である。「陰の人物」を、表に立ててはならぬ。まして「日本の顔」などにしてはならぬ。
次に、民主党・副代表の菅直人、この男も、下品な人物である。せいぜい登りつめた定年前の叩き上げ部長程度であり、役員にしてはならぬ人物である。
余りに、下品な攻撃と多弁が国家の自滅を招く。多くの国民の共感は得られまい。
鳩山由紀夫氏、十年前よりは苦労をしたから、多少は、ましになりつつあるが、基本的に「主体」足り得る人物ではない。求心力が沸いてこない。
岡田とか前原も、まだ部長になりたてで青臭く、とても国家の主体たり得ない人物であり、国民から見れば頼りない。
補正予算を参議院で50日間も放置したような民主党である。この事だけでも、無責任政党と断定できる。
「政局政党・小沢民主党」の、「談合体質」、「党首の建設業癒着」がやがて暴かれるであろう。
国民は、冷静に今回の小沢問題を観察し、小沢一郎の如き、陰ある人物を権力者にしてはならぬ。
十億円以上の政治資金を個人不動産にした男である。
今回の事件は、それと無関係ではあるまい。それこそー巨悪ーなのである。
小沢一郎の「集金システム」は「建設談合と裏腹の献金システム」であり、これを許し、小沢をこのまま総理にしては「日本は法治国家でなくなる」のである。
彼のような男を法治国家・日本の総理にしてはならぬ、法治国家が破綻すると検察に強い意志があって少しも不思議ではない。
国家の為に、事前に、巨悪・小沢一郎に「手を打った」のである。
平成21年3月15日
徳永日本学研究所 代表 徳永圀典