5.   利己的だが害のない小人--小利型。

「「小人偏(しょうじんへん)()邪心にして、ただ()()これを(しょく)し、欲する所を苟得(こうとく)するも、また物を(そこな)わざるあり」

 心が邪で、自分の利益だけ考えているが他人には左程の害を与えない。利己主義者である。