日本の伝統こそ救世の中心思想

日本の自然を大切にする伝統こそ、21世紀の世界の中心思想になっていいのではないでしようか。 

思い出してみて下さい。

ギリシャのパルテノンの神殿――単なる廃墟。

日本の鎮守の森の神社―――――生きておられる。 

日本の神様は、鎮守の森に居られて、自然を守り、住民を守っておられます、恰も生きておられるようです。
正に、日本の神様は森の原理です。人間は森で生かされています。中国の河川の汚染はとても指導的国家たりえません。世界史を見ても、森の消滅は文化の消滅であり国家の衰退を示しています。 

世界的歴史学者アーノルド・トインビーが伊勢神宮に参拝して

「この聖地に於いて私はすべての宗教の根底的統一性を感得する」と感動し毛筆で署名した。神道こそ地球人類の危機を救うと、人類の大英知トインビーが予言しています。 

さらに、トインビーは、「日本の活路」で言った。

「戦後、日本人は欧米化の道を邁進してきたが、その見返りとして心理的ストレスと絶えざる緊張にさらされている。それは産業革命がもたらす、まぬがれない代価である。

ところが神道は、人間とそのほかの自然との調和のとれた協調関係を説いている。日本国民は、自然の汚染によってすでに報いを受け始めているが、実は神道の中にそうした災いに対する祖先伝来の救済策を持っているのである。」。物質文明が避けられない災いを救う宗教であると言っている。

フランスのエリート達が来日しました。
「伊勢神宮を見て自国の聖地は伊勢神宮程の精神性は無いと言った。彼等は伊勢の荘厳、森厳の静寂に宗教の根源的なものを感じた。」

 

ドイツ植物学者ヒューセン博士
日本人が生活環境に郷土固有の神社林を保護育成してきたこと、また山岳地帯には祖先伝来の原生林がまだ存在することとあいまって、日本民族の優秀な資質育成に大きな効果を果たしてきたことからも、現代人はこれらを大切に守って子孫に伝える責任がある。ヨーロッパ諸国では、放牧により早くから原生林を失い、その弊害を補うために人口植林に努めている。日本の鎮守の森などを見て祖先の賢明さに敬意を表する」と神道の鎮守の森との関係で味わうべき言葉を残している。
 

今年は遷宮年、伊勢と出雲大社、これも日本人の素晴らしい叡知ですね。

出雲の古事記と共に、若い人達も関心を深めている。こうして日本人の伝統が継続されるのは先祖の叡知ですね。

天皇の政治から超越した姿に、世界は賞賛と尊敬と嫉妬を抱いています。自信を持っていいのです。 

アーノルド・J・トインビー(イギリス、歴史学者)の言葉を続けます。

第二次大戦において、日本人は日本のためというよりも、むしろ戦争によって利益を得た国々のために、偉大なる歴史を残したと言わねばならない。その国々とは、日本の掲げた短命な理想であった大東亜共栄圏に含まれていた国々である。日本人が歴史上に残した業績の意義は、西洋人以外の人類の面前において、アジアとアフリカを支配してきた西洋人が、過去二百年の間に考えられていたような、不敗の半神でないことを明らかに示した点にある。(1965年十月二十八日、英紙「オブザーバー」)

 英国最新最良の戦艦2隻が日本空軍によって撃沈されたことは、特別にセンセーションを巻き起こす出来事であった。それはまた永続的な重要性を持つ出来事でもあった。なぜなら1840年のアヘン戦争以来、東アジアにおける英国の力は、この地域における西洋全体の支配を象徴していたからである。1941年、日本はすべての非西洋国民に対し、西洋は無敵でないことを決定的に示した。この啓示がアジア人の志気に及ぼした恒久的な影響は、1967年のベトナムに明らかである。(昭和43年三月二十二日「毎日新聞」)

欧米人は暗黙の日本への謝罪があるのですね。 

西洋の王室と天皇を比較して見て下さい。

     英国でもフランスでもキンキラ金、

     皇居の正殿・松の間は玉座を置けば宮殿。

     簡素、質素、簡潔、清らかの天皇

     これは神社の簡素美と同根。

日本の文明は、素直な文明です。古代から形がそのままの残っているのは世界の奇跡。 

だから言いました。 

詩人のポール・クローデル=フランス日本大使
1943
年、日本の敗戦が濃厚になってきた時である、パリーのある夜会で詩人のポール・クローデルー元フランスの駐日大使ーの言葉は有名である。


私がどうしても滅びて欲しくない一つの民族がある。それは日本人だ。あれほど古い文明をそのまま今に伝えている民族は他にない。日本の近代における発展、それは大変目覚しいけれども、私にとっては不思議ではない。日本は太古から文明を積み重ねてきたからこそ、明治になって急速に欧米の文化を輸入しても発展したのだ。どの民族もこれだけの急な発展をするだけの資格はない。しかし、日本にはその資格がある。古くから文明を積み上げてきたからこそ資格があるのだ」クローデルは、こう述べた後、ポツンと付け加えた。
「彼らは貧しい。しかし高貴である」と。
近代はカネカネで大事なものが失われましたですけれどもね。
 

ククリックド・プラモード (タイ国元首相 )

「日本のおかげでアジアの諸国はすべて独立した。日本というお母さんは難産して母体をそこなったが、産まれた子供はすくすくと育っている。今日、東南アジアの諸国民が米英と対等に話ができるのは、いったい誰のおかげであるのか。それは身を殺して仁をなした日本というお母さんがあったためである。十二月八日は、我々にこの重大な思想を示してくれたお母さんが一身を賭して重大決意をされた日である。我々はこの日を忘れてはならない。」(十二月八日、現地の新聞「サイアム・ラット紙」において)
バ・モウ (ビルマ元首相 独立宣言より)
約五十年前ビルマは三回にわたる対英戦争の結果その独立を失えり、英国側はアジアに対する掠奪的野望を以て此等の戦争を遂行せり。英国はさらにその伝統的陰謀賄賂及び想像し得るあらゆる詐欺及び術策の武器を使用せり。・・・ビルマ人は徐々に搾取され時の進むに従い総ての国民的実質、莫大なる物資的資源、機会、文化、言語、さらに遂にはその生活様式までも失い・・・愛国者は挺身的精神をもって鎮圧、入獄、流謫、拷問及びしばしば死そのものを甘受して突進して来れり、これらの英雄はビルマの生存のため苦難を受け遂には斃れたり。・・ビルマ人はアジアを結合せしめアジアを救う指導者を待望しつつありしが遂にこれを大日本帝国に発見せり。・・・ビルマ人はこのビルマに対する最大の貢献に対する日本への感謝を永久に記録せんことを希望するものなり・・・」