アメリカのやり方はダメだ 

つくづく、アメリカのやり方は人間を幸せにしないと痛感する。 

先ず、市場経済、マネーを理念無く儲けるだけ、優秀な頭脳の若い人々が、利得を得て、短期間に膨大にお金を得るだけのファンド。儲けられないとハイサヨウナラとなるファンド。 

金にあかせて会社を買い叩き、そして売り抜けるだけのやり方、こんなやり方は人間にとり極めて悪い循環を齎す。 

そして、アメリカという国は、なんと目先だけの小さい立場で国際政治を行っているのか。 

古くは、大東亜戦争、ソ連スターリン、そして中国を共産化させたのも、元をといえばアメリカの責任である。 

今回の北朝鮮との対応を見ていると、馬鹿馬鹿しいようにさえ思える。落ちたアメリカ、将にアメリカの世紀は終焉を迎えつつある。 

あのイランでも、イラクでもアフガニスタンでも、当初は決して敵ではなかった。敵に追い込んだのはアメリカである。 

目先の判断で悪い結果を残し続けるアメリカ。日本は本当にアメリカを信じ過ぎてはならない。 

日本は、日本らしく、勇気を出して、是々非々でアメリカと外交をして行かなくてはならぬ。 

平成19318 

徳永日本学研究所 代表 徳永圀典