薬師峯・そうびろ山 兵庫県夢前町
福崎町からこの山に登ると時は、「七種薬師」、夢前町側から登山する時は「薬師峯」と呼ぶらしい。この薬師峰の東には、本峰の薬師岳、そして更に東には「薬師槍」とある。我々はその二つの山は以前登山している。ここの連山は中々、面白く変化に富む山であり興味を抱いていた。その本峰の西に、この七種薬師が、播州一の岩場を備えており面白いと親友が言う。私は、岩場には弱く、戦々恐々として、真剣な気持ちで挑んだ。登りも下りも、垂直に切れた、数百メートルの断崖絶壁の場所があるが、慎重に登れば格別危険はない、終始緊張感のある楽しい山だった。雲一点もない、無風の快晴に恵まれ早春の楽しい一日を過ごすことができた。木々の梢には芽が膨らみつつある、春近しだ。
平成19年3月1日
ポイント | 着 | 発 | 歩行タイム | 休憩タイム | ポイント概況 | 備考 |
鳥取 | am5:08 | 智頭5:55−6:09−上郡着7:24−発7:31−姫路着8:02 | 播但線乗換、姫路発8:24−福崎着8:50、タクシー利用、3190円。 | |||
三枝草・村田牧場 | am9:10 | 前之庄集落、ここから登山。 | 肉牛飼育場、2000頭いるらしい。 いい臭いがしていた。 |
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明王池 | am9:13 | 0:03 | 登山口、地獄釜尾根の赤い道標がある。 | この池の山麓から登山開始。厳しい登りから開始。ぐいぐい登る。 | ||
稜線上「赤い道標」 | am9:31 | 0:18 | 地獄釜尾根へとある。 | ここから暫く稜線を歩く、愈々だ。緊張感ある。西尾根の「ゴリラ岩」が珍しい。実に似ている。 | ||
地獄釜尾根 岩場 1 馬の背 |
写真で見た、馬の背の盛り上がったような両サイドの切れた岩場。短い間だ。 | 確かに右は切れて断崖絶壁だが、左は安心感あり、なんということもない。足場確り。 | ||||
地獄釜尾根 岩場 2 45度傾斜のスラブ |
小さい岩場のアップアンドダウンの繰り返しした後の急傾斜の岩場。慎重を要す。 | 瓦を縦に埋め込んだような岩場、傾斜がとても急、矢張り右下は切れ落ちている。足場確り。 | ||||
地獄釜尾根 岩場 3 垂直の登攀 |
垂直の岩場を、石とか木の根を掴みながら登り続けていると、その鋭い岩場のピークに赤いテープが目立つ。切れ落ちている。 | 一際高く鋭い岩場である。垂直に近いが慎重に登ればなんということもない。尖端に出て展望を楽しむ勇気はない。 | ||||
おめでとう道標 | am10:42 | 1:11 | これで岩場終わりホットしたらこの道標。。 | ここから樹林帯。 | ||
十字峰 | am10:47 | am10:50 | 0:05 | 0:03 | 尾根の交差点。 | 樹林帯の中。 |
薬師峯 海抜 616.2米 |
am11:10 | am11:40 | 0:20 | 0:30 | ここから再び登りとなる。途中に岩場と断崖が見られ凄いものだ。 | 昼食、展望良し、快晴。言うことなし。 |
中岳(分岐) | pm12:10 | 0:30 | 途中の右下に数百メートルの断崖絶壁の尾根あり。板坂峠への分岐点。 | 慎重に渡る。中々なものだ。少しも油断できない。 | ||
そうぴろ山 海抜 538米 |
pm12:23 | pm12:30 | 0:13 | 0:07 | 展望はよくない。薬師峯から目立つピークであった。 | 15分なので寄り道することとした。 |
分岐 | pm12:42 | 0:12 | 下山開始直後、猪の水場らしき、ヌタ場ある。 | 樹林帯を下る。 | ||
436ピーク | pm12:55 | 0:13 | と思われたピーク。 | 下りは、人が歩かないから道が鮮明でない。藪こきである。 | ||
397ピーク | pm13:20 | pm13:30 | 0:25 | 0:10 | 同様。 | 道を探しながら集落の方面を目指して下山。終始、藪こきの下り。 |
送電線鉄塔 | pm13:56 | 0:26 | 明るい、広場。 | 右下に集落の屋根見える。途中は、道の無いような羊歯の中。板坂地蔵が荒れていた・ | ||
板坂集落 | pm14:03 | 0:07 | 墓場の所に下山。 | タクシー呼ぶ、5分。 | ||
福崎駅 | pm14:20 | 緊張感ある登山に我々は大満足した。 | 楽しめる薬師峯であった。 | |||
総歩行時間 4時間53分 |
休憩時間 50分 |
実歩行時間 4時間3分 |