激動の幕開けに生きている!!

--コペルニクス的大転回の世界

 コペルニクスとは

 

コペルニクスの原理、あるいは平凡の原理とは、

この世界に「特別な」観測者は存在しない、とする自然科学における根本的な仮説の一つである。

16世紀太陽中心説を唱え、パラダイムシフトの口火を切ったニコラウス・コペルニクスにちなんで名付けられた。

ニコラウス・コペルニクス原理の骨格は最尤原理、すなわち「現実の標本は確率最大のものが実現した」とする統計学上の仮定[1]と同じである。この前提に立つと、ある事物が特別で、特権的で、例外的で、重要であると仮定するよりも、一般的、平均的、典型的、平凡であると仮定する方が蓋然性が高い、と考えられる。

宇宙論において導入された原理であるが、より一般化されて、宇宙生物学哲学論理学において人間の位置付けを議論する際にも用いられる。

この原理の下では、太陽地球宇宙の中心ではなく、それどころか宇宙に特別な場所は存在しない。人間もまた、宇宙において特別な存在ではなく、生命や知性の存在は普遍的であると予測される

正に然り、今正にコペルニクス的転回の最中であります。

誇張でなく、一瞬にして世の中が変化した。

人間も行動様式の転換をさせられた。

歴史的転換点とはこんなものなのでしょうね。

 

時間の軸を長く取って見れば、明白に見えてくるように思えます。

 

敗戦は1945年、昭和20年、

  それから75年目が昨年2020年、令和2

  コロナで世界は一瞬にして激変した。

 

逆に1945年昭和20年の前の75年前は

1870年、正確には1868年だが明治維新、これもコペルニクス的転換でした。

徳川300年、支配層武士階級の消滅ですからね。

 

やはり昨年は歴史の転換点ですね。

 

周期、波動ですね、

物事には確かに周期とか波動があるとみられる。

大自然にも循環の法則があると思われる。

 

経済の波動では

在庫投資  

最も短い波動と云われるが キチンの波は40ケ月

 

設備投資の        ジュグラーの波は10

建築の          クズネッツの波は20

技術革新の      コンドラチェフの波は50

 

人間の歴史にも周期があるとの説もある。

 

1915-1930年大正デモクラシー大正4-昭和5

1931-0945軍国主義 昭和6-昭和20年 

1946-1960年戦後民主主義 昭和21-35

1961-1975年高度成長   昭和36-51

1976-1990年低成長  昭和37-平成2

 

平成にも15年周期説はある程度当て嵌まる。

91年から2005年まで 平成14年から28

バブル崩壊後の失われた期間ですね。

 

冷戦終結しグローバル化し、各国が反動的に保守化し遂に「反グローバル化」になった.>

そしてコロナで全てが停止状態となったわけですね。

 

戦後を概観しますと

  破壊から  復興と成長

  豊かさと  安定

  そして現在は   衰退と不安

 とも言えます。

 

明治維新後は

  文明開化と国家建設

  帝国主義列強化と階級闘争

  経済恐慌と戦争

 

と大きく分類できますね。

親と子との平均的な時間距離は無視できません

  30年説を信じていたが25年と云われる昨今

これにより時代の流れが間違いなく作られてきた.

 

     戦中派      我々の世代

   団塊の世代    戦後生まれの世代

   バブル世代

潮流が違います、世代により新しいものが作られてきます。

 

コンドラチェフの波

コンドラチェフの波とは、景気循環の一種で、約50年周期(40年~70年のサイクル)の景気サイクルのことを指します。

 

 ロシアの経済学者コンドラチェフによってその存在が主張されたことから「コンドラチェフの波」とも呼ばれています。 この50 年という周期の要因は技術革新によるものとされています。

 

潮流が違い資本主義経済は25年の上昇局面と

25年の下降局面を持つ50年周期があり、

長期の波動と世代間隔の共振作用か起きるという説です。

 

節目が昨年の2020年とすれば、25年単位説に従い

日本は.昨年から完全に2045年に向かい次なる段階に入りましたね、

時代の転換期、歴史的なとこに我々生きている。

大きな変化の波が怒涛のように覆いかぶさり激動の幕開けでしょうね。

 

だが、

明治維新は憲法が発布されたのは1889年、明治22年、日本国の形が整うまで20年だ、新しいものには20年かかる、コロナは黒船と思えば今から20年、新しい時代の形が整うのにかかる。

 

混沌とした模索の時代が続く、国内的にも、国際的にも、野性的人物が勝利して行く、ひ弱な現代人、

果たして日本は成功するのか、

 

成功しなくてはならぬ、

明治人が頑張ったように平和な時代は終わったと覚悟して逞しく生きて行く覚悟が必要である11

 

        令和321

  鳥取木鶏会 会長 徳永圀典