詩仙堂
いつまでも添(そう)水(ず)なりいつ丈山忌(じょうざんき) 赤松柳史
ここは石川丈山の旧居であったらしい。
洛北一乗寺の詩仙堂とは、堂の四壁に、漢・晋・唐・宋の詩人三十六人の像を画きこれに詩をふしているからである。
添(そう)水(ず)とは、「ししおどし」のこと。竹で作って水が貯まるとカタンと音がして谷水が流れ入るようにしてあるもの。
岫雲斎圀典