3月21日 悶々と察々の政(まつりごと)
その政悶々(もんもん)たれば、その民諄々(じゅんじゅん)たり。その政察々(さつさつ)たれば、その民欠々(けつけつ)たり。禍か、福の倚(よ)る所。福か、禍の伏す所。たれかその極を知らん。それ止まるなきなり。正復(ま)た奇(き)となり、善復(ま)た妖となる。民の迷うやその日固(まこと)に已(すで)に久し。 老子