「新竜アルプス縦走」 兵庫県たつの市
当初から雨覚悟の縦走、誰もいない山々を6時間、休憩は昼食時のみであった。予報通り昼過ぎには曇りとなった。低山だが、実に無数のピークのアツプアンドダウンの連続である。晴れていれば、早や「ツツジ」も咲いていたし、下山した、小京都「竜野市」の竜野公園は、素晴らしく印象的な町で、特に、親友が案内してくれた、三木露風の「白鷺山公園」の童謡の数々には親友の言葉通り、「心を癒された」のである。雨登山もこの童謡で快晴の如き、そして赤とんぼ山荘で独り占めの温泉の風景も又格別で、後の夕食の生ビールも最高であった。平成22年3月25日 雨後曇
ポイント | 着 | 発 | 歩行時間 | 休憩時間 | ポイント概況 | 備考 |
鳥取 | 7:05 | 特急いなば2号 | 佐用着8:04−姫新線乗換発8:41 | |||
播磨新宮駅 | 9:11 | 9:35 | タクシーは2台。 | 越野八幡神社というと地元の人は淡島神社と取る。市野保古墳群と依頼したが道幅極端に狭く運転者は嫌がる模様だ。 | ||
大谷池登山口 | 9:50 | ここで下車。市野古墳群は直ぐ。 | 城の「搦め手口」からの登山となる。 | |||
上堰堤東屋 | 10:06 | 10:15 | 0:16 | 0:09 | 東屋があり、着替え。 | ここか左折し谷を渡る、水量多く、大きく跳んで渡る。 |
稜線 | 10:32 | 0:17 | 稜線まで2回の渡渉をした。雨で水量多し。 | 椿の樹林帯の如し。中々急で汗をかいた。稜線で左折する。 | ||
祇園岳 340米 | 10:42 | 10:50 | 0:10 | 0:08 | 中々の眺めでこの縦走で最高かも。 | 少し急だが、大したことはない。山頂は岩場。 |
供養塔 | 11:10 | 0:20 | この城山城址近くは赤松一族憤死の武士39 人と聞いた。 |
我々は、この城域の「搦め手口」から遡行してきたのだが、大きな城域を持つ戦国闘争を思いつつ。 | ||
亀岩 三叉路 | 11:15 | 0:05 | 本来はここを左折。本当に亀によく似た岩だ。 | ここを右折して亀池へ向う・ | ||
亀池 「きの池」 | 11:20 | 0:05 | こんな場所に、こんな素敵な池があるとは驚いた。 | 広いし清楚で樹林帯に囲まれた憩いの池であろう。 | ||
展望所 | 11:37 | 12:00 | 0:17 | 0:23 | 雨であるし昼食に絶好の場所を発見、最高であった。 | このポイントの下の樹林帯に、トタン屋根だけあり、下は乾いて絶好の雨宿りできる場所で落ち着いて食事が出来た。感謝そのもの。 |
亀山 458米 | 12:15 | 12:18 | 0:15 | 0:03 | 「きの山」と読む。 | |
城山城址 | 12:30 | 0:12 | やや広い場所にある。 | ここが中心の城であったのであろう。 | ||
佐野山 382.7米 | 13:08 | 0:38 | 小さい道標が木にかかっていた。 | ここから目指す的場山は大きく、急峻である。ジグザグの急な道が見えた。 | ||
的場山 394.2米 | 13:38 | 0:30 | 一旦、可なり下り鞍部に下りる。 | そこからの急な道も意外と早く進んだ。 | ||
両野峠 | 14:17 | 0:39 | 下りも中々の急なものだ。 | ここに大きな石燈籠がある。 | ||
鶏籠山 218米 | 14:28 | 14:30 | 0:11 | 0:02 | 峠からも可なり急な道が続く。「けいろうざん」と読む。 | 親友の得意なショートカットで山頂に着いた。下りも樹林帯の急な道だ。 |
登山口 | 14:51 | 0:21 | 城の白壁の砦が、咲き始めた桜にとてもよく似合う。 | 古い建物の町並みも残り、感心していたら播磨の小京都という、流石である。 | ||
竜野公園 | 15:00 | 15:05 | 0:09 | 0:05 | 野見宿弥の墓もある。 | 桜がとても素晴らしい。 |
白鷺山公園 | 15:33 | 0:28 | 桜と三木露風の童謡を聞ける公園。 | 「憩いの公園」である。素晴らしい。 | ||
赤とんぼ山荘 | 15:50 | 18:50 | 0:17 | 公園を降りたら赤とんぼ山荘。 | 早速入浴し大満足、冷えた身体を暖めて生ビール乾杯。 | |
本竜野駅 | 19:00 | 19:18 | 佐用着19:58-発20:34 | 佐用で智頭急行いなば11号 | ||
鳥取駅 | 21:30 | |||||
総時間 6:00 |
休憩時間 0:50 |
実歩行時間 5:10 |
総括 |
快晴で、ツツジとか新緑の縦走は素晴らしいであろう。だが、山と渓谷誌によるとこれは「中級」とあり、同社は「隠れ名山」に指定している。、実に幾多のアップアンドダウンの繰り返しであり時に急峻もある。下山しては、小京都の桜の見物も素敵であろう。桜はチラホラ咲きであった。この連山は、觜崎駅付近から見たら仏の「迎臥した寝姿」によく似ているという。 |