米中・米ソ冬の時代到来         

身構えよ日本―

プーチン・ロシア

1.米国を上回るICBM核弾頭完成

プーチンは、世界中どこでも到達可能な新型大陸間弾道ミサイルを開発したと平成3031日発表した。

これは米国のミサイル防衛網を突破できるとした。

このような兵器は世界中どこを探しても無いと発表

2.米国を上回る原子力潜水艦の出現

 核の近代化はアメリカを20年先行している。アメリカからの盗作によりロシア、中国とも成功している。

 

習近平・チャイナ

1.   習近平の憲法上の皇帝化が実現した。これは毛沢東を超えるものであり、中国の世界的野望は100年の物差しで更に深化する。

2.   チャイナの技術は格段に進化しつつある。それはIT、AIと質的転換を成し遂げつつある。

3.   似非資本主義、共産主義資本主義で、本来の資本主義の非効率化を独裁で克服し自己利益に直結したものである。チャイナ流資本主義では西側諸国は非効率で勝てるわけはない。自己破綻を祈るばかりだが、一帯一路とか次々と戦略的手を打ち、懐が深くて中々矛盾が破綻しない。

4.   中国の計画を実行すれば、2035年頃にはインド太平洋地域で、陸海空、宇宙、サイバー、電磁波の全ての戦力でアメリカ軍とその同盟国軍と同等以上となり米国の有事の対応が難しくなると、アメリカのランド研究所の研究員が述べています。

チャイナは「習近平の今の軍近代化は中国の防衛の再編と増強の過去最大事業であり、中国軍の戦力、ドクトリン、部隊編成の強化は中国の地域的かつグローバルな利益追求と一体の野心的内容」だと発言した。

 

チャイナは

「習近平は米国の国際的リーダーシップを奪おうと意図するイデオロギー上、敵対的な米国への最大の脅威である。中国はこの野望を軍事力の大増強により、先ずインド太平洋での米国軍の能力弱体化や同盟国の離反で実現しようとしてる。こうなると「中国の今の動向は日本に重大な脅威である」

とオバマ時代からの国防総省長官顧問で戦略評価局の中国担当官が指摘している。

 

アメリカの空の優位が揺らぎつつある

チャイナとロシアの協力により世界のミリタリーバランス上、米国優位が揺らいでいる。

 

北朝鮮

韓国は異様である。朝鮮半島の統一を狙っているとしか思えない。背景にアメリカの衰弱とチャイナの台頭がある。半島統一となれば、日本など一たまりもない。

たかが茨木県程度の経済的実力しかない北朝鮮が核を持ては大国と平等になるのであります。

半島人としては北にシンパシーを持つのは自然かね知れぬ。

 

台湾併合の野望

チャイナ共産党設立100周年が平成21年である。習近平の陰湿な野望は、既に台湾を狙っている。日本近海のチャイナ原子力潜水艦の出没、沖縄、尖閣周辺から津軽海峡のチャイナ軍艦の出没、隠岐の島上空のチャイナ戦闘機通過は、台湾攻略の一環と私は考える。

 

アメリカの硬化

日和見であったアメリカだが、どうやら腹は固まったと見られる。

チャイナの歴史的台頭の危険性を認識したのであろう。対決姿勢が顕著になってきた、やっとである。

チャイナの軍拡が極めて野心的であり、画期的であり、

米国議会の政策諮問機関の「米中経済安保調査委員会」の2月中旬の「中国の軍事の改革と近代化―米国への意味」と題する公聴会で中国を色んな角度から分析し政府に勧告をした。結論は「米国に重大な脅威を突き付けている」と共和党、民主党とも全員一致。

 

日本

有史以来の危機的状態でありましょう。

沖縄の翁長知事は習近平の細胞かもしれぬ。現地の新聞は二紙とも中国の工作の手に落ちている。普天間基地反対デモ隊は中国の工作機関の手が入っていると見られている。

在日中国大使館は対日謀略の本部である。日本は随所にチャイナの手に落ちたと見られるメディア、議員、運動家がみられる。

 

中国の冊封体制下に入れようとして中国は虎視眈々と布石を打ってきているのを知らぬ日本人が多く一大危惧を覚える。

     平成3035

     鳥取木鶏会 会長 徳永圀典