万国法のことを思い出す
皆さん、万国法、という言葉、幕末の武士が、右往左往して欧米諸国の振りかざす万国法に翻弄されましたね。幕末に日本はペリーに、この万国法を飲まされて、近代国家ではない日本だからと不公平な和親条約を締結させられました。

この為は、日本は総力を挙げて欧米風の国家を目指し遂に40年かかり明治末に難交渉の末、条約修正をしました。その間、国民は苦しみ、日本の富は大きく海外に流出してしまいました。

 

万国法とは、現在の国際法のことです。日本人は、それを当然として守り、国をあげて遵法に今日も邁進してきました。

その国際法に基づいて取得した尖閣を、中国の領土だと武力で迫る野蛮なチャイナの「無法」、「ゴリ押し」であります。

20世紀の覇権国・アメリカも弱まり世界覇権も揺らいでいる。中国は歴史的に台頭して、経済も軍備も充実してきた。

中国が数百年間弱体化し、眠っている間に白人が作ったその万国法こと国際法(1648)を、中国法にする千載一遇のチャンスと思っているのでしょう。

こんな話は、まだメデイアも誰も言っておりません。私だけであります。

そういう観点に立てば、チャイナのしている事は、

世界秩序への重大な挑戦にほかなりません。

既成世界秩序への挑戦です。許されるものではありません。本来なら欧米諸国は500年間に亘り国際法の恩恵を享けてきたのですが、チャイナに対して一斉に非難してよいはずであります。それをしない白人です。

日本人は覚悟を決めなくてはなりません。