眼識を養う


要は、選挙民自身が持つ「眼識」の問題となる。別の表現で言えば、自ら人物判定の尺度を確立することである。国家を背負う人物たる要件を確立しておくことである。自己の利益を尺度にしていては立候補者の真贋は判定できぬ。それには、やはり歴史・古典を学び眼識を蓄えることしかあるまい。