アメリカの中央銀行は摩訶不思議

 

日本銀行は日本政府55%出資の通貨発行権を持つ銀行である。

では、アメリカの中央銀行であるFRBもアメリカ政府出資であろうか。

ノーである。

FRBは民間銀行である。ここに至る古い経緯は略すが、

世界の金融の総元締め、覇権通貨発行のFRBは誰が設立したのか?だれが経営しているのか。

彼らは、実質世界を牛耳る人たちなのです。

通貨「ドル」をいくらでも印刷できるし、利用すれば世界は思いのまま。

紙切れを100ドル札に変えられるわけです。

FRBの株主、列挙してみましょう。

・ロスチャイルド一族  ロンドン他
・ラザール・フレール  パリ
・イスラエル・セイフ  イタリア
・クーン・ローブ商会  ドイツ
・ウォーバーグ家    アムステルダム
・ウォーバーグ家    ハンブルク
・リーマン・ブラザーズ ニューヨーク
・ゴールドマン・サックス ニューヨーク
・ロックフェラー一族  ニューヨーク

このような一族である。

俗に言う国際金融資本、ユダヤ金融資本、国際銀行家と称される人たち。

お金、経済のことを知ろうとすると必ずこれらの一族、特にロスチャイルドに当たります。

私は過去にもロスチャイルドのことに触れましたね。

お金、

マネーの威力は高いですね、個人主義勝利の証拠です。特に戦後経済の核心はマネーです。

マネーは、

政治も外交も動かす核です。

国家さえマネーに負けた例がありましたね。

そのアメリカのマネーの核心がFRBであり、

それが民間銀行が株主とは、異様に思えるがそれがFRBの実体です。

国家の歴史、

国家に金を貸す者の歴史でもあります。

国家に金を貸す者の意向で国家は栄え、また彼らの意向で国は衰退してきたと云われる実態があると聞く。だから先述のFRB大株主の意向が世界を動かしてきていると云える。

中央銀行株主として、国家を超える権限を独占する彼ら、即ち国際銀行家たちが、マーケットの支配者であり、世界の支配者と云えるのではないか。

国家債務危機という本があります.2011年、アタリというフランス系ユダヤ人、ヨーロッパのキッシンジャーと云われる人物です。

彼は、「いずれは国家も民営化される」とか言ってます。

市場は強いです。「マネーの威力が強まつた事は、個人主義が勝利した究極の証で、これは近代史における激変の核心部分だ」と云ってます。

市場が世界に君臨した感あり、その市場はマネーを操る民間人が支配している。

FRBは民間人です。

彼らは市場の支配者であり、地球の支配者であるようだ、

だから彼らの利権に逆らった国家は何れは民営化されると脅迫している。

彼は、西側諸国全体が「国家と市場が睨み合う、一触即発の危機領域に足を踏み入れたとさえ言い、国家は債権者、即ち、つまり国際銀行家たちの思考、戦略、懸念を熟知することが非常に重要であり、「市場の共感によってこそ国家のサバイバルは可能だと」。

国際銀行家たちの意向次第だというわけです。

アタリは、

「国家の歴史とは債務とその危機の歴史である。歴史に登場する様々な国家は、債務によって栄え、債務によって衰退してきた」とまで申している。

彼の歴史感である。世界政治の秘密、真実を感じます。

国家の歴史とは、国家に金を貸す者の歴史である。

国家に金を貸す者の意向で国家は栄えねまた彼らの意向で国家は衰退してきた。と、

いうなれば裏面の世界史、世界の秘密を明らかにしている。

国家に巨額の融資できるのが国際銀行家たちだと云う事。それはFRBの株主たちのことである。

日ロ戦争の時、日本に巨額の融資した米英の銀行家が重なって見える。

世界を陰から動かしているグループがいるのだ。

         令和382日

  徳永日本学研究所 代表 徳永圀典