国難的難局

アメリカのティラーソン国務長官の発言、さる1212日、ワシントンで講演した、これは爆弾発言で、趣旨はこうだ、

「北朝鮮が崩壊する事態に備えて、中国と既に話あっている。核兵器をきちんと回収する為、米軍が南北を隔てる北緯38度線を越えて北朝鮮に侵入したとしても、環境が整えば、米軍は撤退する。中国にはそう保証している・・・」

北朝鮮の崩壊だけでなく、万が一、紛争が避けられなくなる可能性にも備え、米中が対応策を擦り合わせ始めたと見る。

 

その他、中国の北朝鮮国境付近では、難民受け入れキャンプも作っていると報道もあった。

 

これは劇的なことである。半島の大きな転機、歴史的転機、1223日の新たな北制裁でも、これまでになく密に連携したらしい。米中は、裏でつながっている様子が見て取れる。

 

日本の防衛大臣も、年が明けると、何が起きるかわからぬと発言している。

 

経済評論家の副島隆彦氏は、昨年4月から、預言している。北朝鮮侵攻は4月だと。

 

日本の政治家、特に野党は、全く、意識的に知らぬ顔をしている。

歴史的国難の筈です。朝鮮半島が北の核で南北統一となると、これは2000年来の世界的大事件、半島が中国、ソ連、米国と対等の関係になる。

韓国は北に靡いている。

竹島守備隊を作る動きがある。

文大統領は、慰安婦問題を再び問題化した。

日本人は、呑気すぎる。

       平成30年元旦

 

鳥取木鶏会 会長 徳永圀典