勇気の無い政治家よ

チャイナは「力の信奉者」である。同時に孫子の兵法の国である。

孫子の兵法とは犠牲は最小限にとどめ、願わくば

「戦わずして勝つ」ことの大切さを説いたもの。

「兵法書」でありながら戦わないことを優先させている。

この考えを根本においた戦術として『孫子』では「奇策」を推奨している。奇抜な作戦です。現実の世界では、それが結果的に兵士を守ることにも繋がる。

奇策といっても思い付きではない。相手を分析し、行動を予測し、その上を行く予想外の戦略を立てる必要、入念な準備と集団の統率が必要求。そのためにチームワークを向上させる方法や、兵士たちのモチベーションの上げ方などを論じている。

だから、チャイナに、ここが大切だが、「力による一方的な現状変更は不可能と認識させることがポイントになる。

高市氏は「平和的解決を促進させる為に外交的働きかけだけでは不十分だと言っている。正論である。チャイナは口では今にもやりそうな激しい言葉を使うがこれは「孫氏の兵法」内なので驚いては戦わずして負けである。

その為には、国防力を強化は当然、政治家も怯んでは戦わずしてチャイナの戦法に負けている。

為政者は度胸次第なのである。

日本人の対中観も大きく変貌している、公明党やテレビの報道が本当だと思わぬことだ。

自民党、日本維新の会、国民民主党は改憲賛成であり、立憲民主党は改憲に背をむける政党として孤立化した。

女性のほうが勇気がある。

戦後の男は軟弱かつ卑怯なような気がしてならない。

      令和414

   徳永日本学研究所 代表 徳永圀典