下記は、平成16年元旦の徳永日本学研究所 代表 徳永圀典の所見である。
この徳永日本学研究所が、ここ20年間に渡り発表し、警告通りに日本が推移している。

その一例が下記所見である。
なぜ、日本がこのようになつたか、それは、メデイアの国民誘導が背景にある。
また、国民が幼稚であり、メデイアの情報隠蔽に騙されているからである。
目覚めよ!!日本人!!
  
                                平成23年8月1日 徳永日本学研究所 代表 徳永圀典


民主党
への重大な疑問   平成16年1月1日  徳永圀典


私は、民主党の国家観がキチント確立しておれば、二大政党が競い合う事に決して反対しない。競争原理が知的に行われ合目的性が発揮されれば国民・国家にとり有益だからである。処が、昨年の衆議院選挙で民主党の議席が増加したのは、マスメディアの偏向した報道の流れに一部の大衆が乗ってしまった事が大きい要素だと考えている。大切な国家に対する民主党の欺瞞性を見たふりしたマスメディアの誘導による結果だと思うからである。私が疑問とする基本問題を列記する。

A--幼稚なる基本認識-
1.長野県の
田中知事を大臣候補にした事。この程度の男を閣僚とはマスコミ宣伝用で国民を馬鹿にした証拠。

2.
田中真紀子というリーダーとして資質に重大欠陥ある人物と統一会派を結んだ事。田中真紀子を勘違いしてはならない、田中真紀子は大富豪令嬢であり庶民感覚は実質的作為である事を見破る必要がある。

B-日本国の国旗と国歌に対する態度
1.日本の国家を象徴するのが国旗であり国歌である。この問題で民主党の党論が一致していない。曖昧なままであるのは国民に対する背信である。この事実は断じてナイガシロにしてはならない。この事実だけで政権党として完全欠格である。日本人に必要な事は原理・原則をキチントしない事から破滅が生じている事を忘れまい。

2.民主党は、1999年の国旗・国歌法で党論が真っ二つに割れたままである事。裏内閣の管党首初め、実に多くの議員が「国旗・国歌法」に反対している。このような連中に政権党の資格があるのか。

C-共産党・社民党と違わない本質
1.選挙中、菅直人と岡田幹事長は沖縄で発言した。
@沖縄に米軍駐留ない安保条約を訴えた事。米国の安全保障条約は日本の安全の根幹であるというのに、これでは韓国現政権と寸分変わらない。韓国は対米認識を間違えており、半島国家として未来が危ぶまれ中国の隷属化の歴史の繰り返しとなるであろう。

A米軍海兵隊の海外移転を主張した事。
これらは社民党や共産党と寸分違わぬ政策である。田中真紀子や田中知事と寸分違わぬ無智な大衆誘導でありポピュリズムそのものである。こんな政党に政権を委ねるるわけには参らぬ。

C-国家観の欠落している民主党
1.国内政治は大いに議論していいし民主党も発言しておりドンドン自民党の欠陥を正して欲しい。

2.重要なのは外交である。日米同盟への政策である。特に安全保障に関して民主党では実に心細い。国家観が薄いのだ。これは団塊世代の菅直人とか鳩山由紀夫的世代共通で破壊オンリーだ。冷厳なる国家像がなく甘ちょろい、これでは外国から一ころにやられる。

3.拉致問題への努力と日米地位協定改定の熱意は相互矛盾だと認定する。これでは政府を構成できまい。これでは政権を任せられない。民主党の安全保障政策には大矛盾がある。

4.菅直人君は対米追従を修正して中国寄りにと発言した。これは重大である。中国は共産主義国家であり、反日教育を60年間徹底してきた国である。この中国と米国と天秤にかけては日本国が危うくなる。だから政権を一任させられない。

5.岡田幹事長が年末に中国を訪問して、日本政府の悪口を言い国益を損じた発言した。なんという馬鹿な連中であろう。
国内で議論しても外国に対しては、一つになれない政党なんか不要である。馬鹿な岡田だ。靖国問題でも、日本国の為に殉じた人の霊を総理が弔うのは当然過ぎる話だ。これが理解できない、しようとしない政治家は日本人として失格である。民主党は日本を売る政党だ。民主党支援のマスメディアの参議院選挙対策の策謀に乗ってはならない。

平成16年1月1日  徳永圀典

参考 
恐怖の民主党キャビネット