アメリカの世紀の終焉

対北朝鮮のアメリカの弱腰ほど、米国の凋落を感じさせるものはない。北朝鮮というテロ国家に自在に操られている。ニセ弗を国家的事業でばら撒いている国に金融制裁で凍結したマネーを解放するのだから、アメリカとは何を考えているのか。将に、アメリカの世紀の終わり、であろう。

日本は、アメリカの変心を見て、身震いし対応策を考える時である。それは自立、自衛手段の完全構築以外の道しか残されていない。

つらつら思うに、幕末期の日本は欧米の植民地化は祖先の賢明なる先見性と、武士の気概で乗り越えた。ソ連共産主義の朝鮮半島南下、ロクデナシのような当時の李王朝の無知、朝鮮半島が目覚めなければ日本が植民地になるから打って出たのだ。

アメリカは、その日本を戦争に巻き込み倒産させ、あげくに大陸を共産化させた。そして日本を支援したが、再びシナに媚びて、北朝鮮にバカにされ、韓国から忌避されている愚かしい国だ。
イラクの治世は、言わずもがなの大失敗、アメリカの力は衰弱した。

19世紀はイギリスの世紀であったが、20世紀はアメリカの世紀であった。世界覇権は移動している、スペイン、英国、アメリカそして、そのアメリカは弱体化しつつある。

さて、世界覇権を狙いつつあるのは、シナである。このような無法国民性のある国家が世界の覇者となつては世界は滅茶苦茶となる。アングロサクソンお得意の、謀略・策謀・ワナをシナ凋落にしかけてて欲しいものだ。

だが、現状今や、その朝鮮半島は共産主義国のシナに向き、テロ国家・北朝鮮と同邦化せんとしている。

玄界灘が、地政学的にも政治的にも、境界線となる。この意味するものが日本人に肌感覚で解らねばならぬ。

自衛手段の完全保有への道に断固として向かわねばならぬ。

平成19年4月1日