菜根譚(さいこんたん)

「天地に万古あるも、この身は再び得られず。人生ただ百年、この日最も過ぎ易し。幸にその間に生まるる者は、有生(うせい)の楽(この世に生を受けた楽)を知らざるべからず。また処世の憂を懐かさざるべからず」