武士道 

武士道、これこそ、今日まで続く、日本人の高い道徳規範の源泉であります。

支配者層の指導理念となっております。

それは、

日本人の

「公の心」、「秩序」、「名誉」、「勇気」、

「潔さ」、 「惻隠の情」

と言うような「高潔な精神」は

この武士道に集約されるのであります。

 

その他、「仁・義・礼・智・信」という儒教の精神

も引き継いで「道徳心」を大切にしてきております。

 

江戸時代以降の武士道は、これらを

支配者層の武士が「自らを律する道徳規範」として成立していますが、庶民は、そのような武士を尊敬し、憧れを抱いていたから、日本人全体の精神として生活の中に浸透して行きたのであります。

 

武士は貧乏でも、少しも恥じなかった。

庶民は、貧乏な武士を尊敬していたのであります。

 

     平成2943

 

    鳥取木鶏会 会長 徳永圀典