鳥取木鶏会 講話メモ 徳永圀典

参観者へ

ようこそおいいで下さいました。大歓迎いたします。

鳥取木鶏会 

 24年目、毎月欠かさず例会をしております。古典とか安岡正篤教学

 基本は「師と友」  互いに人生の師であり友 会員の意見発表も 輪読

活学でなくてはならぬのであります。聞学起文にある

それ学は通にあらざるなり・・・・ 

古典の勉強というものは一字一字解釈するのでは勉強にならぬ。大いに脱線して現実の事件を、古典とか歴史の尺度とかの眼で考えることが必要なのであります。 

歴史、経済には、泡沫があります。泡沫と言うのは現象であります。
その現象に囚われて表面的な現実で対処すると誤ります。現象には核心があります。

その核心を洞察するのが、我々の学問であり、活学であります。

テレビとかメデイアは商業であります。泡沫を垂れ流しております。
それに意図的に煽られて民主党を政権党にさせてしまい大いに国益を損じたのであります。

――民主党内閣の大臣の観察  菅、枝野、仙谷、松本、などなど。

  鳩山、岡田、前原、安住、―一国預かる面相でない

大臣17人中 11人が労組委員長上がり。彼らは、社長とかを攻撃してカネを得て生きた人間。組織の責任者経験がない。トップになっても、物を生み出すソフトを持たない。バラマキしか能力はない。いい政策が一つも出てこない。 

菅クンなど、右往左往している。枝野でもだが、二人とも「滲みでるような人間性が見られぬ」

東電の社長、副社長の事例。努力なく利益あげられる企業トップの面相。修羅場で本質が露呈した。天皇陛下さえ、ルース大使さえ。膝まづいて被災者を見舞われるのに、親身のない高いお辞儀をしていた。

大地震  

  菅クンは右往左往している。松本震災担当大臣など有って無きが如し。阪神大震災の自民党の小里大臣のあの、顔でなくては被災民も国民も安らぎが出ない。

民主党内閣は将に青二才内閣で日本を崩しつつある。 

いかに、左翼、市民派の連中がもいい加減なものであったか。国家経営不適格を証明した。 

処で、先月、稲田朋美氏の論説で勉強しましたが、保守という意味をきちんと身につけて欲しい。 

一口で申すと「皇室と神社を大切に思うことであります」。

ネツトなどで愛国者ぶる匿名・偽名はインチキであります。国を愛するのに匿名とはナンセンス、こんなことでは本当に国は守れない。

無党派で出る候補者もインチキであります。日本人の欠陥は、プリンシプルの無いことであります。原理・原則を持たねば國際外交に負けるのです。
                       岫雲斎圀典