日本人よ、世界に主張せよ
日本は素晴らしい国 徳永調査
冒頭の言葉 めりはりの大切さ
鳥取木鶏会には「清き流れがある」
論語 学而第一 十二
有子曰、禮之用和爲貴、先王之道斯爲美、小大由之、有所不行、知和而和、不以禮節之、亦不可行也。
読み
有子曰く、礼の用は和を以って貴しと為す。先王の道はこれを美と為す、小大これに由れば、行われざる所あり。和を知りて和すれども、礼を以ってこれを節せざれば亦行うべからず。
現代語訳
有先生言う、礼式とか作法は堅苦しくならず、和やかが大切。古代の優れた人達の在り様も和やかを佳しとした。とは言うも、誰もがどの場合にも和やかで、まあまあの馴れ合いだと礼式・作法が乱れる。礼式・作法の折り目正しさを忘れず、バランスが取れないと礼式が崩れる。
現代人の「根底意識にある偽名・匿名」の危険
ブログと匿名・偽名の意味 IT世代の感覚麻痺
国を愛するのに匿名は「本物ではない」
匿名が「国を危うくした」――
企業トップ、公務員、経団連トップは
「立場がある」と称して、「立場を曖昧にしてきた」から現代の君が代、教科書問題が存在する。
それは匿名・偽名を使う意識と通底している。
1.
国土の広さ
日本は狭い国と信じ込んでいるが、世界200ヶ国中、61位でありドイツより広い。世界では面積の広い国に属している。
2.
外国人ビジネスの発言
1.
日本人は、「なんで、こんなに素晴らしいのだ」。
2.小学校、高校、日本人は大都会でも一人で通学、
アメリカで高校生でも危険で親が送迎する。
3.ミシュランの星の数では東京が世界ダントツ。
3.国力ランキング
「人的資本」という概念は国連も試算しているが、これを含めた国力ランキングでは世界一と判定する。
1.
東京都だけのGDPでは、一人当たり705万円、トップのシンガポールを遥かに越えている。
我々は敗戦の焦土から、ここまで回復し、さらに世界最先端―驀進していると申しても過言ではない。
なぜか、これから色々の見聞をまとめて紹介する。
4.日本の国力検討
1.日本しか製作不能な技術 回転寿司センサーシステム。
2.日本製メイドインチャイナ taiso
3.世界最高のインフラ
1.インターネットの高速通信網整備は米国より遥かに進化している。日本の都市は世界ベスト10に並ぶ。新たなイノベーション技術が起きても実際に運用可能な環境は日本だけ。
2.日本の「人的資本」
GDPに含まれる経済生産を生み出す主体は「人間」です。その日本人、
1.
時間を守る。職務内容をきちんと理解する。
2.
組織の中で孤立せず円滑な関係の維持。伝統の「和」の協調性です。
3.
定時出社など、無理な国々が多い、定時の会議が開けない。工場トラブルでラインの始動が無理の多い外国。これは中国、韓国等々、とても真似できない人的資本である。
3.社会関係資本はどうか、
コネクティッドネスという言葉です。この最小単位は家族、さらに友人関係、信頼関係で色々なコミュニティを形成する。同窓会とかこの鳥取木鶏会などの組織もそうです。終身雇用制もそうですが、日本はこれらは世界に類を見ない組織力として働きます。協調性が背景にありますが、これが最高経営効率を生み出す根源であります。
生産資本、例えば
1.
新幹線のように高速鉄道が3分間隔で正しく運行。
2.
電力網、鉄道網、道路網、橋梁網のインフラストラクチャーは生産資本として緻密に張り巡らされている。
これらは、世界的に抜きん出ています。東京の地下鉄網などはどの先進国にもない進んだ安全、正確なシステムであります。
健康資本 これも世界一長寿国の日本の能力。
日本の隠された実力
国連の統計によると、「GDPを生み出す能力」は
日本が世界一であります。
要するにも人的資本、健康資本も含めます。天然資本、石油ガスだけでなく、森林とか水資源を勘案し総合的に判断すると日本が一位らしい。
表面的なGDPの数字では測れぬ「本当の豊かさ」というものがあるわけです。
「生活の質」、「生活を支える社会的インフラ」を見ないと本当のその国の実力は見えてこない。
これらを総合すると、日本は、他を寄せ付けない強さがある、これは私の実感と一致している。
日本人の特性を生かした様々な分野で画期的なモデルがあります。今、世界中で、もてはやされていると確信します。
1.
メジャーリーグが良い事例。ランナーが出ると直ぐバントする、以前は馬鹿にしていたが、メジャーの監督がやり始めていますね。スモールベースボールと評価されていますね。
サインを出して確実にバントする技術、個人より組織のためにやるという高級なコンセプトが理解されたようです。
2.
パリーのミシュランの星のあるレストランに行けば確実に日本人がいます。
3.
工業製品と違い、これらは簡単にコピー不可能です。まさにdone by Japanese のジャンルを作り出した。
4.
新たな世界観で日本は一歩リード
1980年代までの昭和時代=欧米追っかけ時代
1990年代からの失われた20年=日本が世界リード。
日本は、それまでの「排他的拝金主義的
な考え方から一歩も二歩も進んだ経済
モデルを、日本は提供し始めた。
キリスト教社会では考えられぬ「新たな社会観」を日本は提供し始めた」と語る欧米人も存在する。
資本主義の枠組みの中で、日本は創造し始めた価値ある20年であった。
5.
宗教差別無き日本
アルカイダ、IS、世界は21世紀に入っても、宗教戦争から抜け出せないでいる。イスラム教の中味が正確に吟味されることもなく、単にキリスト教社会に対するアンチテーゼとして利用されており、その抗争が延々と続いている現状。
日本は、宗教で人を差別しません。宗教でいがみ合っている世界観からすると、これは物凄いことです。
日本の大らかな宗教観こそ世界平和に結びつくのです。キリスト教、イスラム教では人間は必ず宗教を持つものと規定されている。
サウジアラビアに入る時、入国カードにRELIGI0N、宗教の欄があります、そこにNOと書く日本人がいるが、これは入国を拒否される。宗教が無いのは犬や猫と同様で人間としては認められぬという判定をされます。
6文化的寛容な日本
平成28年4月4日
徳永圀典