青根ガ峰ー四寸岩山ー大天井岳ー五番関・結界門
前日の吉野の桜で華やいだ気分の翌日である。天気予報は、この三日間で最高に好い日となる筈であった。登山口から遠望する山々は上にガスがかかっておるが、午前中で午後は晴れるだろうと確信していた。処がである、四寸岩山近くになると、雪と猛烈な風、積雪もあり、零下5度という寒さに遭遇。手が凍えるような寒さに耐えつつ進んだ。積雪が場所により5センチ、ほぼ3-4センチの中の難易度の高い歩行、大天井岳は岩場の直登であり、最高の慎重さで対処した。風の音の不気味な高鳴りは実に不気味で怖いような思いもあり、山の気候の激変の怖さを改めて痛感した。我々は古道をあくまでも追求した。ほぼ予定通りの時間に下山したが携帯の連絡が不能で余分な歩行40分程度あり、後れて宿に到着。だが、熱い露天風呂に大満足した。平成18年4月21日 風雪

ポイント 歩行タイム 休憩タイム ポイント概況 備考
宿 am7:50 徒歩。
バス停 am8:00 am8:05 人が少なく車で送ってもらう。 バス誰も乗る人いない。
修行門 am8:22 誰もいない。 ここから登山開始。
金峰神社 am8:26 am8:30 0:04 0:04 参拝。 トイレ。
青根ヶ峰 am8:50 0:20 海抜857.9米 昨日ゆっくりしたので通過。
心見茶屋跡 am9:38 0:48 積雪あり歩行難易度高い。 ほぼ3−4センチの積雪。薊岳過ぎたあたりから気候が急激に変化した。稜線で風雪が厳しくなった。
四寸岩山 am10:38 am10:59 1:00 0:21 海抜1235.6米、樹氷の木々に掲げた標識が積雪で見えなかった。 猛烈な風と雪、大樹氷林は幻想的。驚くばかりの風景。マイナス5度、強風と突風、低気圧の通過の真っ只中。手が凍える手袋なし、友達から借りた。
アシズリ宿小屋 am11:10 am11:25 0:11 0:15 きれいな小屋でお茶。平成2年竹林院主の主導で建設とある。 積雪を踏みしめての中であり小屋中が温かく感謝。
二蔵宿小屋 pm12:18 pm12:35 0:53 0:17 ここはまた宿泊できる綺麗な宿。毛布も畳んであった。 こんな時の休憩には、とてもありがたい宿。進行方向左手に、大普賢・小普賢の山々が見えた。
大天井岳 am13:52 am14:15 1:17 0:23 海抜1438.7米。展望よし、吉野からここまでの山々が見えた。大樹氷の樹林帯は豪華で時ならぬ贅沢な風景。 直下の広場に小さい祠ある。素晴らしい風景、ここから岩山の山頂部へ急登する。積雪の中であり道が容易でない。二人組みの男女が先に歩いていたので足跡をたどり助かった。彼等も迷った足跡が見えた。
五番関・結界門 pm15:00 0:45 慎重に慎重に足場を固めつつ積雪の中を下山。 山頂部は岩の稜線。
五番関トンネル口 pm15:17 0:17 携帯するも通信不能。 林道歩行を決意。林道を淡々と進む。
げまた橋 pm16:03 0:46 ここも電話不能。 岩魚を釣る人がいた。
母公堂 pm16:18 0:15 ここで携帯して迎えと下山の連絡をした。 歩行はここまで。明日の登山口である。
宿 pm16:30
総歩行時間
7時間56分
総休憩時間
1時間20分
実歩行時間
6時間36分